・ドイツのドナルド・ダックは、人気者で賢いらしい。彼の地では、ドナルドはディズニー・コミックの主役を長年張っているうえ、台詞も哲学的でゲーテを引用するとか(5/23付け、WSJより)。へぇー。
実は、ディズニーをドイツに紹介する際、翻訳者がそういう設定にしたとか。アメリカの元祖ドナルドは甥っ子3人にやられっぱなしのドジなおじさんだし、日本ではディズニー・ランドで手を振っている姿がもっとも有名な気がします。私の中学でのニックネームは「ドナルド」。理由は説明するより顔を見て頂いた方が早い。東京ディズニー・ランドがオープン仕立ての頃だったので(年がバレるな、おい)、浦安市の近くのわが船橋市ではホットな話題でした。月曜の朝、先生が「お前ら、週末何してたんだー?」と訊いた際、A君が
「ディズニー・ランド行きましたー! いけしろが素顔でバイトしてましたー!!」
と答えてクラス中爆笑。してないから、バイト。そんなこんなでドナルド・ダックは大好き。ドイツで賢いのもちょっと嬉しいです。
・不景気のため、ラッパーがブリンブリンなアクセサリーを自粛中、売り上げ大幅ダウンとのこと。そりゃそうでしょう。それでも欲しい人は、地金のクオリティーを落としたり、ダイヤの数を減らしたり。もっとすごいのは、ジルコニアで作る人も出ているらしい。「リアル」が大事なヒップホップ界ですから、バレたら大ごとだろうな。手持ちのアクセサリーを売ろうとしたものの、実は屑ダイヤが大量についているだけなので、払った金額に対していくらにもならないことに愕然とする輩もいるそうで。
・McCafeをチェックして来ました。昨年の香港旅行の際、おいしいコーヒーがいっちばん飲みたいタイミングで出会ったMcCafe。香港特有のものだと勝手に思っていたのですが(日本にも数は少ないけれど、あるそうです)、お膝元のアメリカにも上陸しました。感想。おいしいけれど、高いですね。アンチ・スターバックス派なので、ダンキン・ドーナッツが見つからないときに、利用しようと思います。
・井上ひさし『私家製 日本語文法読本』読破。国語オタク(私)のための本なので、とても楽しかったです。本来、地味だったり難解だったりする内容を、いっきに読めるところまで面白くする文章力に脱帽。名前を残す人は違うなぁ。
身近な人をお手本にするより、手が届かないような遠いレヴェルの人を参考にしたほうが良い、というのが私の持論。美容ならハリー・ベリー、若作りならマライア・キャリー(ちょっと嘘)、文章だったら遠藤周作や井上ひさしを、無理やりにでも目指すのです。がんばりましょう。
McCafeのカプチーノ。カプチーノって、泡にお金を払っている気がするのは私だけでしょうか?
装丁が似通っている、『私家製 日本語文法読本』、丸谷才一『桜もさよならも日本語』、大江健三郎『小説のたくらみ、知の楽しみ』を並べてみました。発行年が近いとは言え、新潮社さん、ちょっと手抜きではないでしょうか。
ドイツの
ドナルドダック大好きさん
探しています
日本語上手な人です