Apt. trouble

土壇場になると真価を発揮する人、プレッシャーに弱くてダメになる人、いろいろかと思われますが、わたくしは……ものすごく回転が速くなって、スピン・オフぎりぎりになります。

今、住んでいるアパートは家賃の上昇率を定めたRent Stabilizationの法律に守られているのですが、長く住んでいるとほかよりずっと安くなる分、いろいろな規則があるんですね。大家としては、違反を見つけて古いテナントを追い出したいところ。話をすっ飛ばすと、私、8月いっぱいで出ることに合意しました。揉めて後に響くよりは、ブルックリンに帰ろうかな、と。で、なるべくいい形で決着するように、家裁で弁護士を立ててあーだこーだ金曜日にやってきたのですが、「戦争の犬」と自らを呼んだ弁護士さんより、私の方がよっぽど気が強かったんだな、これが。ハハハ。

弁護士さんを見つけるまでもいろいろあって、一緒に正当防衛に回ったHさんとフラッシング(クィーンズの巨大なチャイナタウンです)まで出かけて、

「レズのふりをしたら勝てる」

とかものすごーい作戦を吹き込まれたり。エレファント・マンの取材ほか、締め切りもいっぱいいっぱいあったので、キツかったことはキツかったのですが、「トラブルの半分は自分の反応による人災」、つまり騒がなければダメージは最小限で住むもの、と心得ているので、ここは腹を据えてガシガシ対応。

もー、我ながら男らしいです。

もちろん、友達に相談に乗ってもらったり、ストレスを小出しに解消するためにフェイシャルや髪を切りに行ったり(余計、忙しくしているのですが)、チャイナタウンで英語があまり出来ない占い師に捕まったり(!!、 手相を人相を診て貰ったら、全部“グッドゥ”でした。絶対だな、おばちゃん)。

ということで、早送りペースで生きてます。これが続いたら壊れるでしょうが、ちょっとの間なら大丈夫。
今週はシャギーの取材でジャマイカです。いい気分転換になりそう。楽しみ。

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