言葉

昨晩は、エイコンのショウケースと、Nasのリスニング・セッションの話があって、時間がバッチリ被ってしまったので、エイコンを見てきました。スターっぽくなってきましたね、彼。

行く直前までブジュの原稿をへーこら書いていたら、ブジュ本人が来ていてびっくり。
なんか、嬉しくなって
「電話インタヴュー、ありがとうございました。ライナーもがんばりました!」と報告したら、
「それはご苦労様。ありがとね」
と言われました。

今日は、パリに嫁に行った元同僚のRちゃんとひっさびさの再会。この人、NYで最初に働いた日経ビジネス誌の会社の後ろの席だったのですが、何と小・中学校の一つ後輩という珍しい縁もあり。
イギリス生まれのノエちゃん(2才)は初対面だったのですが、この人がまーかわいくてかわいくて、本むら庵のランチ(まぁまぁ美味しかったですけど、噂通りちょい高めですね)そっちのけで、完全に心を奪われました。
その足で、ママがパリにはないUniqloに行きたいというので、何も考えずに行ったら、Soho店は本日Open。
すっごい騒ぎでした。

騒ぎに乗じて私も店内でノエちゃんと心おきなく大騒ぎしながら遊んでいたのですが、イメージ戦略が効を奏したのか、おしゃれっぽい人がいっぱい来てましたよ。前の仮店舗は日本人とストレート・フロム・チャイナタウンのチェイニーズの方々しかいなかったのですが。でも、安売りがモットーのお店が宣伝費をかけているのを見ると、実際のところ服の原価はいくらなんだろう、と怖くなるのは私だけでしょうか。H&M並みに定着すればいいですけどね。せっかくなのでレギングとキャミ、靴下だけ買いました。

あと、広告展開がすごい日本ぽい(90年代チック、もしくはマガジン・ハウス・チック)だったのが懐かしかったです。

ここ2,3日、言葉の含みについて考えてます。
昨日もブジュ・Bに

「エイコンのシングル候補、ダンスホールのリミックスの話があって、インタヴューであなたの名前が出たんですよ! ぜひやってください!」とけしかけたら(ちなみに、まるっきりのしらふです)、
「自分からそういうことは言い出さないよ」と言うので(まぁ、ラスタっぽいですね)、
「じゃあ、私がエイコンに言っていいですか」(ええ、しらふですってば)
「お願いだから、辞めて」

と言われて、とりあえず諦めたのですが、後で考えたら、本当はお調子者のライターがけしかけたらそれはそれでいいって思ったのではないか、と。内心と言葉の距離を推し量るのは難しいです。

行きたい、会いたい、話したい、と言われたのでそのつもりで準備していたら、スルーされたり、変な言い訳をされたりしたのが数件。別にいいけれど、私から持ちかけた話でもない場合は

「???」

となります。何だろう、その場だけ盛り上がりたいのかしら。

みんな、ノエちゃんくらいストレートで素直な言葉だけ発すれば、世の中簡単なのになぁ。
「いけちゃん、しゅーきー」と「これ」、それから、いきなりフランス語で「ショコラ」くらいしか言えないんですけどね。全部がいっぱい感情のつまった大切な言葉。

言葉なんて、あんまりたくさん要らないのかも。

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