ビヨンセとジェイ・Zの不仲説を検証するためにOn The Run Tourに行ったら。

7月12日に、今年の夏の一番の話題、ジェイ・Zとビヨンセの“On The Run Tour”を見て来ました。
場所はお隣のニュージャージー州のスタジアム。7万人収容(!)

テイラー・スウィフトのときはすんなり行けたので、単純計算して出かけたら、ファン層が違うみたいでみーんな公共の乗り物で移動しているため、すっごい時間がかかって1/3見逃しました。
(T_T)

ジェイ・Zはその一つ前のジャスティン・ティンバーレイクとのコンサートは招待して頂いたのにジャマイカ行きとぶつかって行けず、ビヨンセの単独ツアーはチケットを取って行く気満々だったのに、大風邪を引いて会場から徒歩20分のベッドルームで泣きながらやはり断念したので、今回は「絶対!」と気合いを入れていたにもかかわらず、です。

選択肢があるなら、できれば別々に見たいふたりではあります。映像やライティングには凝るものの、ひたすらラップで勝負するジェイ・Zと、踊りあり、語りあり、なんならストーリーありでエンタメに徹するビヨンセでは、コンサートの運び方が違い過ぎ。ふたりが1曲ずつ歌う構成で、最初は、スタジアム慣れしている上(ビヨンセの単独ツアーは基本アリーナです)、踊らないので(ええ。)口パク率がほぼ0%のジェイ・Zに分があるかなー、と思ったのですが、力技でビヨンセも魅せていました。

“Holy Grail”ではジャスティンのパートをちゃんと歌ったり、いい奥さんです。
コンサートのハイライトは“Drunk In Love”。スタジアム中がエッチなリリックを大合唱する様は圧巻、内心“アメリカ人ってやっぱりちょっとアホだな”と思いながら、私も参加。ジェイ・Zのクラシック“Song Cry”で私の周りの人は急に歌えなくなったので、わりと最近というか、薄いファンが多いのかなぁ、とも思いました。基本中の基本なのに、“Song Cry”。

まぁ、とにかくふたりがラブラブな演出。

……だったのですが。アメリカでは、ビヨンセの妹、ソランジュにボコられている映像が流出して以来、「浮気してるべ」とジェイ・Zが糾弾され、その相手としてマイアちゃんまで巻き込まれ、離婚決定説を流布する新聞やサイトが後を絶ちません。なんでも、ビヨンセがチェルシーで自分とブルーアイヴィーちゃん用のアパートを探しているとか。

……えー、別れないでほしい。

別れちゃったら、全米を回ってラブラブぶりを見せつけている意味がないです。というか、そんなの詐欺ですよねー。

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーもあることないこと書かれて、そのタブロイド紙がふつーに売れているので、仕方ないと言えばしかたないですが、もし別れなかったら責任を取る覚悟で掲載してほしい。

有名で才能がある同士の結婚がそんなに気に入らないのかなぁ。
やれ、アイヴィーちゃんの髪をちゃんと梳かしていないだの(ブラック・コミュニティーでは由々しき問題らしい。私のFBも炎上していました)、国交がないキューバにわざわざ行って共産主義者なのかだの(バリバリの資本主義者に決まってるのに)、はたまたふたりは秘密結社イルミナティの手先だの。
有名税という言葉は確かにありますが、そこまで好き勝手言っていいのかしら。

ちなみに、もしジェイ・Zが悪魔教のイルミナティを広げるために音楽をやっているとしたら、コンサートに15回以上20回以下、足を運んでいる私はそろそろシッポが生えてもおかしくないです。

今回のツアーのフィナーレはこんな感じ。

 

暗くてごめんなさい。J+B の文字を挟んで、ふたりで愛を誓うという。
どの程度の信者なのかを試すような、やりたい放題ぶり。

私はそれぞれも好きだし、カップルとしてもファンなので大丈夫ですが、隣の女性は“ケッ”ってなっていましたw 誰も振っていないのに、人前で仲がいいアピールをするカップルは実は危ない、という持論もあるので(自分もやっちゃったことあるし。何でしょうね、あの心理)、大丈夫かなぁ、とも思っています。このコンサートの翌週に、エンジニアの友達にラウンジでバッタリ会って、その話になったとき、

「スタジオの中では、仲がいいって聞いたよ。飲み過ぎたビヨンセを、ジェイ・Zが笑って見守っているんだって」

という、事実だったらとっても素敵な話も聞いたので、しばらくそれを信じていようと思います、ハイ。

閑話休題。『まるごとジャマイカ体感ガイド』、全国的に今日、発売になりました。

Twitterでは「手に取って気に入ったら買って下さいね」と控えめに書きましたが(本音でもありますが)、初版の数がまぁまぁ上品なのも事実なので、近い将来ジャマイカに行く人は早めにゲットしてもらえると嬉しいです。

はぁぁぁ。今年の夏はいろんなコトが同時進行で起こり過ぎ。ジェイ・Zとビヨンセの心配をしている場合じゃなーーーい、と叫びつつ、このブログを書くのはいいストレス解消になりました。人の話をしているのって、楽よね。だから、ゴシップって減らないのよね。

……諦観&反省。

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