ビヨンセのSingle Ladies!

昨晩、クラブから帰り道の車で、ラジオから流れてきたのがビヨンセの新曲。

“All the single ladies~!!”

って、威勢良く言われても…美世ちゃん、あなた4月に嫁に行ったばかりじゃん!と、美世(新しい漢字発見! 世界一の美女にふさわしい当て字なのでは。ふつーに読んだらビヨで、当て字でそのままビヨンセ…はムリがあるか)も好きだけど、さらに長い間Jay-Zのファンでもある私は、酩酊気味の頭でそう、思ったわけです。

ちなみに、「シングル=独身」が日本の一般的な解釈。

でも、こちらでは「彼氏/彼女なし」を指す場合が多く、ちゃんとおつき合いしている人がいる場合は厳密には「シングル」ではないのです。

これを知らなかった時、元カレと一緒にR&Bのコンサートに行って、「シングルの女性は手を挙げて~」とのかけ声に思いっきり両手を上げて応えたら、帰り道でずーーーっっとブチブチ言われました。

おっと、美世の話だった。新婚半年でシングル賛歌をリリースするのはどうなのかなぁ…。

もちろん、架空の設定での曲でしょうけど。デスチャ時代から「ダメ夫はいらん!」という明確なメッセージを歌って来た彼女らしいと言えば彼女らしいし、破壊力には欠けるものの、トリッキー×ドリームの売れっ子コンビと不景気を手拍子で吹っ飛ばすような明るい曲を用意してくれたのは嬉しいです。

でも、もっと素敵なのは同時リリースの“If I Were A Boy”。
まず、スッピンに近い写真にグッと来ました。
そうなのよ、美形は美形でも、美世は元々男顔なのでした。
彼女に初めて会ったのは、半日に及んだ日本向けの取材の時。

98年だから、彼女は17才だったはず。

朝、スタジオに着いたら、同じエレベーターにデスチャのオリジナル・メンバー4人が乗って来て。
あの時、まだスターでもなかった彼女の素顔を見て、

「こんなきれいな子、見たことない!」

と感動した話を書くのは、ひょっとしたら初めてじゃないかもしれないけど、もう大好きな(自慢)話なので、何度も書いちゃいます。
満開の桜を観て「わぁー、きれい!」と感じるように、ビヨンセの素顔も美しいのです。今回の写真で鼻の整形疑惑も一掃されました。細くなったように見えたのは、ただのノーズシャドウだったのね。

曲の話をしなくちゃ。リリックがまず、素晴らしいです。
「私がもしも男の子だったら~」という始まりから、「男だったら、ちゃんと彼女を愛してあげる…だって(女性が)どんな風に傷つくか分かってるから」というコーラスまで、話がスーッと展開するのが秀逸。
彼女の歌唱力が余すところなく発揮されているのもいいです。

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