Fully Loaded

今年のFully Loadedは、ジェームス・ボンド・ビーチから、元々の会場、フォート・クラレンス・ビーチに戻っての開催。「サウンド・システムの祭典」と異名を取るイヴェントで、一昨年、Mighty Crownが爆発して日本でも知名度がいっきに上がりました。

Rove誌から発注が来ているので、ベスト・ショットと総評は取っておかないといけないのですが

全体の風評=今年はポシャった、

Barrior Freeの報告=バッチリ沸かした、

終わり方=ヒヤヒヤものだった、

の3点だけ先にお伝えします。最初の2点は記事でマジメに書くとしてヒヤヒヤ体験レポートを。Barrior Freeの次のJazzy Tも良かったのですが、次のCode Redが大コケ。3:30AM過ぎ、そろそろ大物アーティストが観たい観客相手に選曲ミスを続けてやらかし、空気が険悪になったところでステージ上に武装したポリスが登場。私はStingで耳元にボトルが飛んで来たのがトラウマになっているので(当たってたら大けがでした)、こういう状況の判断は異様に早い。

「危険」と判断してとっととステージ脇から階段から降りるのとすれ違ったのがトニー・マタラン。このまま終わっては大荒れ必至なので、プロモーターが人気者のマタランを出して空気を変え、ビューグル~セラーニ~ディマルコ~モヴァードが登場して事なきを得ました。私はステージの下をくぐって退路を確保しつつ、前のエリアで観ていた日本人女子チームに「危ないよー、危ないよー」と伝えに行くついでに(←心配性)写真を撮っておしまい。

一緒に行ったジェイソン監督も「警官が来た瞬間に車に向かった」と言ってました(で、なかなか戻らなかった私たちはあとで叱られました)。目撃者によると、トリを飾るはずだったバウンティ・キラーもその辺りで携帯で楽しそうに話しながら退散したとか。パフォーマンスできなかったのに楽しそうって……。

ジャマイカのイヴェントはやっぱり激しいです。

柔道着でつかみはOK、 Barrior Free。

 

 

 

 

 

 

 

 

世界一明るい救世主、マタラン。

終了後。あぁ、ピンぼけだぁ。言い訳:モ・ベイから朝帰りした後、蚊との闘いに連敗して寝不足、疲れがマックスでした。雑誌にはいい写真を載せられると思います。

ところで、Barrior Freeの二人は初めて会った時から、なーんか親近感が沸くタイプだな、と思い、何でだろう、何でだろう、と考えた結果、ハタと気づいたことが。

この二人、どちらも藤子不二雄のマンガに出て来そう。

キャラも強いサウンドなんですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です