裏読みグラミー

今日はすき焼きグラミー(すき焼きを食べながら、グラミー賞を見る、という企画)でした。私が言い出しっぺで、ほかの人が決行してくれるという超自分勝手パターン(ベリー・ミナコとも言う)。

今年の個人的ハイライトは、クリス・ブラウン。ひたすらかわいく、ダンスがめちゃ上手で、みんなに愛されている様子が嬉しかったです。何か、会場中が参観日か運動会の応援席みたいな状態でした。

メアリー・Jはもうちょっと獲れても良かったかな。でも、総なめだったディクシー・チックスは、対イラク開戦直後のブッシュ批判の禊ぎが終わったどころか、今のアメリカのブッシュへの風当たりの強さが微妙に関係していたように思います。彼女達のアルバムももちろん良かったのでしょうが、グラミー賞やアカデミー賞くらい国を挙げてアワード・ショウとなると、その業界の政治的・社会的な空気も反映されるものなのです。

リュダクリスも、児童虐待をテーマにした曲が評価の決定打になったはず。

ジャスティン・ティンバレークは、自分で撮影したカメラもえぐかったし(目が赤くてトンでるみたいだった)、一般からの応募で勝った女性とデュエットという企画も外してしまったような。フツーに歌えて踊れる人なのだから、ストレートでやってくれれば、それで十分。

レゲエはジギー・マーリー。いいアルバムですが、レゲエ率が低かったし、ブジュを抑えてもらうのは、「へ?」って感じ。グラミーの選考委員がふだんからどれくらいレゲエを聴いているか、知りたいものです。

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