ブルックリンでアイススケート!

私は起き抜けに体重を測るのを習慣にしています。昨日の朝、いつも通り体重計に乗ったところ、そこにあったのは…

未だかつて目にしたことのない数字 !!

焦りました。慌てました。「感謝祭」という言葉の響きに浮かれて、好きなだけ食べて飲んだ結果です。頭の中で、緊急対策委員会を開きます。

天使「ジムで走りなさい!」 悪魔「日曜日に一人ジムはいやですぅ」
天使「じゃあ、誰かを誘ってフォートグリーン・パークを走りなさい」

悪魔を追い払っ電話をしたのは、実際に公園を走ったのは1回なのに、「走った、走ったよ!」という報告は10回近かったMちゃん(aka 類友)。娘(6才)も一緒に走ったらいいかもー、と思ったのですが、その娘に「今日はアイススケートに行くのよー」と言われてしまいました。

ア、アイススケートですか!

最後にスケート靴を履いたのは10ン年以上前、後楽園のスケートリンクでのことです。運動には代わりない。スケートも水泳同様、一度滑れるになったら、一生忘れないと言うし……。3時間後、ブルックリンの南端近くにあるスポーツ・センター内のリンクに、私は立っていました。

こ、怖い。朝、見た数字も怖かったけれど、氷の上はもっと怖い。人の邪魔になったらいけないし、大人しく引き下がろうかとも思ったのですが、同行した6才&9才のお嬢チームの手前、それもみっともない。とにかく、縁につかまりながらリンクを3周だけしよう、と思う真面目さが日本人。

2周目まではほかの縁チーム(一人はユダヤ人の女性、もう一人は7才くらいのぽっちゃり男児)に何度もぶつかりそうになりながら頑張り、3周目で縁を離れることに成功。

休憩を挟み、次の目標は5周(だから、案外マジメなんですよ)。心配した6歳児に手を引いてもらう一幕もありましたが、最後は10ン年前の滑り(=かろうじて滑っている程度)を取り戻しました。面白いもので1回転んだら、怖さが吹っ飛びました。日曜日の夕方で、空いていたのも良かった。

NYには有名なセントラル・パークやロックフェラー・センターのリンクをはじめ、結構たくさんのスケート場があります。でも、どこも大混雑のうえ、ギャラリーが多いのでどうしても滑る気がしなかったんですよね。室内&流行のR&Bもかかるこのアイススケート・リンクは穴場かも知れません。今年の冬のマイ・ブームになったりして。

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