Life Goes On

NY周辺にハリケーンが上陸しました。

明日は我が身、とはよく言ったもので、先週、ジャマイカの様子を心配していたら、ハリケーン・サンディはパワーアップして北上、東海岸の上空をしっかり通って、かなりの被害が出ています。水の近くの地域は強制退去、前回のアイリーンの時は「Overreacted(過剰反応)」と行政の対策を笑った人達も、今回は実際に洪水、浸水が起きたので、きちんと従って正解だと思っているはず。ニューヨーカーは妙に強情で、「自分だけは大丈夫」と思いがち。うちのような内陸部は水害より、倒木や風に吹き飛ばされたゴミが怖いので、まだまだ用心が必要です。以前も書いたかもしれませんが、私はわりとビビりなんです。飛行機の時間ギリギリに空港に行くところはありますが(単にだらしないんでしょうね)、安全第一で、それもあって特にトラブルもなく、この街に長くいるような気がします。

将来は海の近くに住みたい、とか、木陰のある家を持ちたい、とか、いろんな希望がありましたが、ここ最近は「災害に強い、なるべく安全な場所」が第一条件。今、日本の多くの人も同じ気持ちではないでしょうか? うちは昨晩から今朝にかけてケーブルテレビとインターネットが使えなくなっただけで、あとはいつも通り。その前から必要以上にテレビを見ないようにしていたので(前回のハリケーンや311で学びました。情報で頭をいっぱいにすると疲れます)、友達の安否を確認することで忙しかったくらいで、ふつうに仕事をしていました。

ただし、市の被害は甚大。停電やライフラインの地下鉄の復旧にまだ日数がかかるようですし、学校も休み。せっかく景気が戻って来た感触があったのに、またしてもNY市全体がけが人になってしまいました。海沿いの場所は、隣の州のニュージャージーも家屋の倒壊や火災でひどいことになっています。さっき、クリスティNJ州知事が緊急会見を行って、やはり交通機関は麻痺、停電もまだ続くと発表しました。浸水した地域の映像を見ると、心が痛みます。

私は、外出を控えているくらいで仕事も続けているし、なんだか申し訳ない気持ちになってきました。掃除のボランティアも素人がのこのこ出て行ったら危ないらしく、「家にいてくれるのが一番助かる」とブルームバーグ市長もハッキリと言っていました。

実は、一昨日から、『7つの習慣―成功には原則があった!』(スティーヴン・R・コヴィー著)をたまたま読み返していて(2回目です。最近はあまりおもしろくない本/テレビ番組/映画にたくさん触れるより、いいと思ったものに立ち戻るようにしています)、冒頭にパラダイムのシフト…つまり、価値観の転換について書いてあり、それがちょうど、自分の感じていたことと合致してびっくり。ちなみに、この本はいわゆる「成功哲学本」と分類され(実際、そういう話も多いですが)、気持ちの持ち方、視線のずらし方についても書かれており、私はその部分が勉強になりました。

最近、優先順序が少しずつ変わっていたのですが、今回はちょっと決定的だったかもしれません。何がどう変わったかは、あえて書きませんが、Wake Up Callになった、とだけ記しておきます。

みなさんもお気をつけて。

必要以上に深刻にならず、でもしっかり自分の頭で考える時期が来ている気がします。世界中がキナくさいので、よけい。

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