Maino feat. Busy Signal

今年はHip Hop / R&B勢と、ダンスホール勢とのいい感じの共演が続々届いていて、いい感じです。先日、書いたインディア・アリーXグランプスfromモーガン・ヘリテッジも良かったし、インディアの盟友、ミュージック・ソウルチャイルドも最新作『Onmyradio』でダミアン・マーリーを招いて、“Iwannabe”を作っています。

『Onmyradio』自体、彼の最高傑作と言って差し支えない出来。“Iwannabe”はレゲエではないけれど、ダミアンのDJというより、トースティングがピタッとはまっていて、気持ちのいい曲になっています。

で、本日届いたのが、ビジーの“Jail”に、ブルックリンの悪い子ちゃんラッパー、メイノ(Maino、“Hi,Hater”の人ですね)が絡んだ“Not Go To Jail Again”。元の曲にそのまま乗っている感じなので、正式なremixなのかちょっと分からないのですが、ストリートで流行りそう。

今、メイノのMySpaceをチェックしたら、ソウル2ソウルの“Back To Life”をモロに使った大胆な曲がありました。フロ・ライダーの“Round Right”もDead or Aliveを使ってセンセーショナルな売り上げを記録しているので、ジャマイカ勢もMaxiやAswadのクラシック・ヒットに便乗するのもアリではないでしょうか。

オートチューン/ヴォコーダー流行を意識して、Aswadの“Next to You”のリメイクは誰かがやるべきでしょう。懐かしいなぁ、グラウンド・ビート。当時はちゃらく感じて嫌いだったんですけどね。なんであんなにハーコーだったのか、あの頃の自分に尋ねたい。たぶん、本当のガキの時に、シンセ音楽を聴きすぎた反動だった気がしますが。まぁ、Aswadは直球のレゲエにこそ、本当の傑作があるのも事実です。

オートチューンと言えば、ヒット中のTOK“Gimme Likkle”でも使っています。何もしなくてもヴォコーダーがかかっているようなアレックスの声にかける必要があるのか、という疑問はあるものの、いい曲だし、ジャマイカで最初にやったのが彼らという点に、「さすがやね」とニンマリしてしまうワケです。あ、話が飛びまくった。

ビジビジビジーも、ヒットしますよう。

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