『NEW YORK FOODIE-ニューヨーク・フーディー〜マンハッタン&ブルックリン・レストラン・ガイド』
を8月19日に出します。
詳細は、こちら。
『まるごとジャマイカ体感ガイド』を書いたあと、激選区ニューヨークにも挑むかー、と思ってから、1年半以上経ってしまいました。
うん、大変だったの。自分で言うのもなんだけど。
食べ物に特化したのは、出版社さんの意向です。最初は、音楽ライター目線のガイドブックを考えていたので、そこでまず1ヶ月悩みました。迷いながら、とりあえずリサーチしている最中に、
「とにかく流行っているお店に集中しよう! まだ日本にあまり紹介されていない店、スポット、食べ物ばかり集めよう!」
という方向性がはっきり見えたので、自分の中でゴーサイン。伝えたいポイントがあるのは、道標みたいなもの。ないと、進めないのです。
ここ数年、ニューヨークの食べ物事情がずいぶんと良くなっている、という実感があったので、それを伝えればいいのだ、という思いが道標になりました。
100軒以上行きました。
楽しくも、緊張感あふれる日々でした。取材先は人気店ばかり。混んでいるから、基本、お店の人は強気。もともと強気なニューヨーカーがさらに強気。
半分以上のお店に、友達が同行してくれて、助かりました(アズちゃん、みえちゃん、ステファニーありがとう)。
巻頭の写真ページは、柳川詩乃さんの素敵な写真を借りています。
中の写真は自分で撮りました(プロの方、お手柔らかにお願いします)。
実は、TWITTERで出版社さん(KANZENさんです)とつながった縁という点が、いまっぽい気がします。エリアで括らない作りにしたので、時差13時間の東京にいる女性担当者さんとあーでもない、こーでもないと試行錯誤で編集しました。
「いい本を作った」という自負はあります。
ニューヨークに行く人、住んでいる人はもちろん、食べ物に関するお仕事をしている人にもヒントになる内容かな、と思います。
なにとぞ、よろしくお願いします。