レゲエの女王 マーシャ・グリフィス様来日をさらに楽しむ方法

マーシャ様、来日中です。御年66歳。

 

ベレス・ハモンドと並んで「毎年一度は拝みたいアーティスト」として、私の中で特別なポジションにいらっしゃる方でもあります。もう、大好き。

 

なんども見ている人も、今回初めての人も、「ここを見るとマーシャ様はさらに楽しめますよ」というポイントを書こうと思います。

 

1. マーシャ様の持ち曲はザックリ分けると、60から70年代のロックステディ期、アイ・スリーズ期のボブ・マーリー・メドレー、80年代の「エレクトリック・ブギー」、90年代のペントハウス黄金期、その合間に放ったラヴ・ソング・ヒットになります。そのくくりで、毎回微妙に変えてセット・リストを組みます。その構成に注目しましょう。

 

2.マーリー・ブラザーズのボブ“凄すぎる父ちゃん”マーリーのメドレーも歌声が似ていて楽しいですが、マーシャ様のメドレーは違う意味で素敵です。だって、ボブ本人に何百回とバックコーラスをつけた人です。一昨年はキャリア50周年(!)で、ニューヨークで一番大きなレゲエ・フェス、Irie Jumboreeのサブ・テーマが彼女のお祝いでした。足の調子が良くないリタ様は来られなかったけれど、ジュディ・モワットが駆けつけて、一緒にボブ・マーリーのメドレーを披露。もうね、振りが体に染みついている感じで。そのダンスも、一緒に合唱しながら堪能しましょう。

 

3.マーシャ様はとってもおしゃれ。上記のIrie Jumboreeの時の衣装替えは10回近かったんじゃないかな。あの年代のアーティストは衣装をあつらえるから、ドレスの色と帽子やターバンが同じ。今回はクラブ・ツアーだから少しカジュアルかも。セクシー路線ではないレゲエ・ファッションのお手本です。

 

4. ソロ曲はもちろん、デュエットにも名曲がたくさん。ボブ&マーシャはサウンドマンならまずダブを持っているだろうし、スタジオ1の同志からベレス、ブジュ、ダヴィルなどとラブ・ソングをたくさん作っています。2012年にのMarcia Griggiths and Friendsはデュエットばかりを集めたアルバムでしたね。バックコーラスの男性シンガー(息子さんのことが多い)がそれらの名曲の相手役を務めます。

 

5. マーシャ・グリフィスはその存在そのものが「レゲエ」です。

とにかく、全身で彼女の歌声を吸収しましょう。ソールドアウトの会場も出ているようですが、近くに来る人は見逃し厳禁!

今晩は名古屋です。ライオン・ミュージック・デンが25周年なんですねー。おめでとうございます。共演はmachakoさん。女性アーティストつながりでいい感じ。

 

21日 大阪ダウンタウン。ウェイン・ワンダーの時にお世話になりました。泉州レゲエは濃い!

 

 

22日は東京Cay。ホーム・グロウンがバックを務めます。豪華。関東はここだけ。

 

 

24日。沖縄スクラッチ。P.J.も出演するんですね。彼も大ベテランの域に入ってきましたね。

 

25にち。福岡。福岡もレゲエが熱いですよねー。海の近くで気持ちいい会場です。

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