スラムドッグ・ミリオネアー

NY中が凍っています。雪が降らなくても、真っ白。日中でも氷点下だから、もう、逆にちょっと面白いです。

こうなると、カシミヤ様々、ロング丈ダウン様々、鍋料理/シチュー様々。帽子は好きで結構持っているのですが、一番温かい耳当てつきの、別名Southpark Capだけ連日登板。

池城美菜子的紐育日記~Minako Ikeshiro’ s NY Journal
こういうキャップです。

 

みんな家に籠っているかと思いきや、今日は、ジムもTrader’s Joes(スーパーです)もめっちゃ混んでいました。ニューヨーカーVS氷点下。負けてなるか、とみんな思っているのでしょうか。

家で仕事をしているので、取材が入らない限り、いくらでも引きこもれる私もそれではいかん、と頑張って用事を入れています。一昨日は、コリアン・タウンでチゲ鍋と生肉入りビビンバ(って書き方もないか)を食べてから、話題の『Slumdog Millionaire』を観て来ました。

ゴールデン・グローブ賞を総なめにしたうえ、アカデミー賞最有力候補ということで、日本でも話題になっているみたいですね。インドを舞台にしたイギリス映画で、やはりブラジルのスラム街で育つ子供達を描いた『City of God』をさらにエンタメ性を強くした感じです。

しっかりした原作がある映画らしく、まったく飽きさせない。

「観に行こう」と決めてから、一切の前情報を避けたので、どうなるか結構ドキドキしました。

映画の予告編って、楽しみを削ぐ場合もありますよね。

なので、私もこれ以上は書きません。エンドロールまでちゃんと観た方がいいですよ、とアドヴァイスするくらいで。

あとは、主役以外のほとんどの役者さんがインド出身だそうで、子役全員のすばらしさにボリウッドの底力を垣間みたこと、さらにラティカ役の女優さんの美しさにびっくりしたこと、『Who wants to be a millionaire』みたいなテレビ番組は世界のどこにでもあるのだな、と変なところで感心したこと、という小学生の作文みたいな感想は書き留めておきます。

だれか、ジャマイカを舞台にこの手の映画を作ってくれないかしら。貧しくても逞しい子供も、ギャングも、音楽も、きれいな女性も、全部揃っていますから。

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