TOKオタク

GW中は毎日、インターネット上で『ボムラッシュ・アワー』のプロモを展開しようと張り切っていたのですが、2日目にあたる昨日に早くも挫折してしまいました。

忙しかった理由は、TOKの対訳でひっくり返っていたから。以前、Mighty Crownのダンスへ車を持っている友達と行くはずが、ギリギリになって当のMighty Crownのメンバーを送ることになったので私が乗れず、行けなかった事件に近い(ちょっと、違うか)。VPから届いたリリックのファイルが派手に文字化けしていたのは、小トラブル。

問題は、朝の9時にジャマイカから電話があり、受話器を取ったら鼻にかかった「モーーーニン!」という声が聴こえて来たこと。
TOKのアレ夫さんです。どびっくりしました。

何でも、今回はアレックスがグループを代表してリリックに目を通し、承認する役割だとか。

英語のリリックは、アーティストが最初から書き留めている場合は問題がないですが、ヒップホップやダンスホールはそうでないケースも多いのです。ジェイ・Zなんて、一切書かないでラップするのが「売り」ですし。TOKはある程度、ちゃんと書いているらしいのですが、それは自分たちのレコーディング用であって、日本盤につけるためにフォーマットを整えて記しているわけではありません。

メンバーが書くのが理想的ではあるものの、ほかのプロモで忙しい期間なのでそうも行かず、レーベルの人が聴き取りながら文章にする「ワーディング」という作業が派生しました。ジャマイカ系だったり、レゲエに詳しい人だったら、いい線間まで出来る作業ですが、やはりマチガイは出ます。ちなみに、よくリリックを勝手に載せているサイトは、責任感がないせいかマチガイが結構多いです。

昨日の私のミッションは、アレ夫さんの気が変わらないうちに、一緒にチェックをすること。ファイルを再送してもらう際、メールに直接貼付けることにしたのは、確実に届くという意味では悪い考えではなかったのですが、ペーストの時点で改行が取れてしまって、1曲1曲がベターッと一つの文になって届いてしまったのです。

朝の11時から夕方6時半まで、新作をずーっと聴きながらアホみたいに改行マークの入力と、コーラスやヴァースに分けて、担当メンバーの名前を入れていく作業を延々とやってました。これが、辛楽しかったんですね、案外。

「いやー、クレイグがまた本気で歌ってるー!」とか。

「フレックスがファルセット出してるー!!」とか。

などと新発見にいちいち感動してました。私はTOKに関しては目に入れても痛くない、とまでは行かないものの、音楽ライターらしい冷静な判断が下せないところまで思い入れてしまっているので、そういう意味ではライナーは書かない方がいいのかも知れません。
 
結局、アレックスの提案でチェックはメンバー全員がそれぞれの担当パートを見直すことになりました。ちゃんとやってくれたら、『Our World』はレゲエの日本盤史(つーのがあるとして)に残る、リリックが正確なアルバムになります。楽しみにしていて下さい。

その後、インディア・アリーのコンサートに行って、グランプスとのデュエットを見届け、Club Elementでソカ・クィーンのアリソン・ハインズとリンクし(さすがにTOKがかかると、ちょっとげんなりしました)、そこでマックス・グレーザーに捕まって、なぜか朝までフライヤー配りを手伝わされました。昔から得意なんですよね、ビラ配り。私の手渡し率の高さに目を付けたマックスに、Q-TipがパーティーをやっていたSantosと、BKのC-Pacまで引きずり回しの刑に遭いました。一緒にいるだけで確実に笑わしてくれるB太郎もいたので、いいですけど。

日を改めてアップしますが、マックス率いるFederation Soundの10周年は、ショーン・ポールやレフトサイド、Laden、Chinoまで呼んでの豪華ヴァージョン。5/19、 Santosで集合になります。

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