バーニング・スピアー、ご立腹。

Face Bookで、燃え盛る矢、バーニング・スピアー御大がこんなポストをしていました。

Vampire are the people who steal food out of reggae artist mouth. Take over what the artist own as theirs. Manufacturing CDS and t shirt without any agreement, now that a vampire. Chris Blackwell thank you for The Cave down Negril way. I wonder what is EBREGGAE ?

吸血鬼とは、レゲエ・アーティストの口から食べ物を奪う人のことだ。アーティストの権利を自分の物みたいに浸食する。同意なしでCDやTシャツを作る人、それが吸血鬼だ。クリス・ブラックウェルよ、ネグリルの洞穴に逃げ込んでくれてありがとう。EBREGGAE(embrace?/承認)とは一体、なんだろうね。

どうも、USの量販店に自分が認めていなCDが並んでいることから、怒りのメッセージを発表することになったようです。クリス・ブラックウェルは言わずもがなのアイランド・レコードの創設者、ボブ・マーリーを世界に売り出したプロデューサーではありますが、リー・ペリーも彼を吸血鬼呼ばわりしていました(ただし、彼の仕事は合法です。ただ、当時のほかのレコード会社と同様に、アーティストに不利な契約になっていた可能性は大ですが)。

The Caveはそのブラックウェル氏が所有する高級リゾートのこと。日本でも、多くのMix CDや、レーベルやアーティスト、ロゴを使用したTシャツなどが出回っています。レゲエは元々、ジャマイカのストリート・ミュージック。

サウンド・システムを通じて、みんなで音と空間を共有するところから生まれた音楽です。だから、すべてを合法に、なんて無理だし、絶対にそれをやっちゃいけない、なんて学級委員長みたいなことは言いません。ただ、合法的なアルバムの契約を手伝う仕事もしている立場としては、レゲエ・ビジネスに関わる人は、アーティストやプロデューサーの権利を尊重するという基本ルールも理解するのは大事かなぁ、と思うこともまた、多いのです。

バーニング・スピアーのコメントを見て、その思いが強くなったので。

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