ジャスティン・ビーバー 『Justice』全曲解説

「ジャスティンは、アーバンです!」。2012年11月、ジャスティン・ビーバー「Believe Tour」のニューヨーク公演にレコード会社さんに招待された際、耳にした言葉です。音楽ライターとしての守備範囲がちがったのでお役に立てないかも、と迷った末、「私、アーバン系のライターなので‥」とやんわり辞退しようとしたら、担当者さんが言い切った。そのとき、私はつい吹き出してしまったんですよね。アッシャーが見初めてデビューにこぎ着けた逸話は知っていたものの、当時のジャスティンの人気ぶりは、本来、アメリカには存在しないアイドル的なものだったから。... Read More

Weekly Recap 3.28 -4.3  DMXがとにかく心配。

目の前の締め切に右往左往するばかりで、日々見つけたこと、感じたことを記録するのをサボってしまいがち。ニュースそのものは間が空いても調べられるけど、自分がどう感じたかは消えてしまう。そこで、週をふり返るブログを書いてみます。続けばいいな。続かなくても、いいけど(と、将来の自分のプレッシャーを取り除いておきます)。... Read More

マライア・キャリーの自伝『The Meaning of Mariah Carey』が邦訳されるべき6つの理由

「マライア・キャリーは、黒人である」。これを読んで驚く、日本のファンはまだ多いでしょうか。正確には、アフリカ系の父と、アイルランド系の母をもつ、バイレイシャル––「ハーフ」という言葉は少しネガティブな響きを含むので、私は「バイレイシャル」が定着してほしいです––つまり、ふたつの人種に属する人で、  先日、全豪オープンを制した大坂なおみ選手や、バラク・オバマ元大統領もそう。昨年の12月に発売以来、ファンの間で大反響を巻き起こしている自伝『The  Meaning of Mariah Carey』(直訳;マライア・キャリーの意味 意訳;マライア・キャリーであること)は、その前提をまず頭に叩き込んで、彼女の子ども時代の苦労も、ヒップホップ・カルチャーへの思い入れも理解できる構成になっています。... Read More

Super Bowl の経済学;The Weeknd「自腹7億円」は不足分の補填、そして赤いジャケットの秘密。

The Weekndのスーパーボウル・ハーフタイム・ショー、観ました? よかったよね?  よかった、よかった、で済ませてもいいのだけど、いくつか付け足したいことが。地元タンパベイ・バッカニアーズがカンザスシティ・チーフスを降しましたが、The Weekndこと、エイベル・テスティファイにとっても「負けられない」夜でした。... Read More

コロナ禍の『ニューヨーク・フーディー』

850万弱の人口を抱えるニューヨーク市で、2021年1月31日現在の新型コロナウィルス罹患者は約59.7万人、もう少しで60万人に届きます。単純計算で15人にひとりの割合。あまりに高いので、計算をまちがえたかとやり直しましたが、合っていました。... Read More

3度めのメランコリー『Man of the Moon 3 ; The Chosen』「男の子でしょ、泣きなさい」と教えてくれたキッド・カディ

47.7才シリーズでNas『 The King’s Disease  』を書く準備をしていたのが、12月11日、キッド・カディが出発点である『Man of the Moon 』シリーズの3作目をリリースしたので、カディ応援団団長(自称・非公式)としては、こちらを先に。... Read More

平均年齢47.7才の2020年Pt1.どうせ陰謀論を吐くなら絶滅レベルまで行け!バスタ・ライムズ「人類滅亡レベルの危機2」

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「俺はお前らみんなが怒りで進まないと、という気にさせるために神から遣わされた/ストリートをヒートアップしてめちゃくちゃにするところだよ/また罰してやる/トランプがトランペットよりけたたましく騒いで前にいる間/みんながあの操り人形の前でひれ伏している間/俺は復活の日を信じる」... Read More

大坂なおみさん BLM連携で試合棄権するも、撤回

大坂なおみさんが、地元ニューヨークに行われるウエスタン・アンド・サザン・オープンへの出場棄権を表明して半日、一転、棄権を撤回して出場することになりました。「BLMに注目してもらうという目的は達成できたから」との理由。たしかに改めてアメリカの現状を考えるきっかけになったので、これでよかったと思います。... Read More