先日、下記のツィートがバズリました。つぶやいたのは竹永ヒロ氏。ゆるい意味で、元同僚(かな? 竹永さんが新聞社に勤めていて、私は嘱託の編集者でした)。ふたりの息子と素敵な奥様と一緒にニュージャージーに住んでいます。... Read More
引きこもりで太りたくない! Stay Home, Stay Fit大作戦
ほぼ音楽ブログのkusege3.comですが、たまには健康の話を。ずばり、「どこにも行けないから食べるくらしか楽しみがないけど、太るのはやだ!」がテーマです。リサーチした結果、14時間プチ断食が簡単そうだったので、4月8日の水曜日から始めて2週間強、順調に結果が出たのでちらっと書きます。... Read More
ココナッツ・オイルの次は、アップルサイダー・ビネガーだっ!
以前、ブログで書いたように、流行りにフツーに、軽ーく流されやすい私は、まんまとココナッツ・オイル信者をやっています。
最近は、ケールをココナッツ・オイルで炒めるのがマイ・ブーム。
ココナッツ・オイルを美容に使う情報がいろいろある中、「これは、いい!」と思ったのは、ヘアーケアーに使う方法。大さじ2杯を頭皮にマッサージの容量でもみ込んで、そのあとシャンプーをすると、頭皮をきれいにしてくれるうえ、髪が潤います。
で、この「キッチンにあるもので、頭皮ケアー祭り(?)」では、アップルサイダー・ビネガーも人気があります。リンゴ酢ですね。
こちらは、順番がちょっと違います。
1. まず、シャンプーをする。
2.蒸留水で2倍に希釈して、スプレー・ボトルに入れて、やはり頭皮に向かって噴射、もみ込んだあと、髪全体にも塗布して、体を洗っている間はそのままおいて、後でぬるま湯で流します。
3.トリートメントをします。
お酢が弱酸性であることを利用して、リンス代わりに使う方法も有名ですね。これは、髪に塗布してそのままにするんですが、どうしても匂いが残ってしまうので、私は無理でした。
いつものシャンプーとトリートメントの間に挟むだけでも、頭皮スッキリ、髪はソフトになります。ソフトさ加減は、ちょっと感動的で、ココナッツ・オイルよりも「いい!」という実感がすぐに来ます。
で、ほかの人の体験談も、と思って英語でググったら、
Apple Cider Vinegar Toner
なるものが大量に引っかかりました。トナーは、化粧水を意味します。
そう。やはり希釈したリンゴ酢を、化粧水代わりに使うのです。
って、これはちょっと前にtweetしましたが、あれは3日後の感想、10日近く経って、結果が確定してきたので、報告しようと思って。
これ、めっちゃいいです。すごくしっとりするし、そのあとのクリームや美容液のブースターにもなる。
私は、ミネラルウォーターで4倍に希釈したものを、洗顔後にコットンパッドでパタパタつけています。これは、水で落としません。匂いは少し、気になるけれど、乾いたらもう関係ないみたい。
肌の強い私でも、初回だけ赤くなったので、試してみたい人は、腕の内側あたりでパッチテストをして下さいね。
理論的には、リンゴ酢に入っている酸は、お化粧品の有効成分として知られているAHAの役割を果たし、お肌のターンオーバーを促す、という。アメリカのネットでは、ティーンエイジャーが2倍希釈のトナーをパタパタ、こちらは強いので水で洗い流して、にきびケアーをしているそうです。すごく、効果がある
そうですよ。
こちら、スカーレット・ヨハンソンさん。
なんでも、イギリスのElleの取材で、美肌の秘訣を聞かれて、このアップルサイダー・ビネガー・トナーをガンガンやっている、と答えたらしい。なんか、試したくなるでしょ。その記事を読んで、「やらなくちゃ!」と思った、ミーハーな私です。だって、彼女の肌のきれいさはちょっとすごいもの。
結果、絶好調。スカジョさん(って、「ヨハンソン」なのに、なぜ日本では「ジョ」になるんでしょう)、どうもありがとう。... Read More
ココナッツ・オイルで風邪が治ったー。
気がします。
…いきなり弱気ですみません。
風邪を引いたらなるべく48時間以内に、長引いても72時間以内にケリをつけることに命を賭けているので、わりといろいろ試します。だから、ピンポイントでこれが効いた、とは言い切れないのです。
果物とナッツもたくさん食べたし、薬も3回くらいは飲んだし、加湿器はフル回転、アロマのディフューザーからはラベンダーとティーツリーのエッセンシャル・オイルが連続噴射。今日は、ほとんど治ったけれど、ダメ押しでアメリカの定番風邪フード(?)、チキン・スープも作りました。
でも、喉がパンパンに腫れている段階から、ジンジャーとココナッツオイルを入れたお茶をずーっと飲んでいたのが良かった気がする。保温ができる携帯カップに入れて、お守りみたいに持ちながら在外投票をして、紀伊国屋で来年の家計簿を買って。
2日目、喉が痛すぎて明け方に目が覚めたときは、ココナッツ・オイルをそのまま喉の方に入れました。
ココナッツ・オイルは健康と美容にいい、との評判でここ2、3年流行っていますよね。私はミーハーなので、すぐに取り入れて、パンにも塗ったり、匂いがぶつからなければお料理に使ったり(和食はけっこうダメです。当たり前か)。
(アメリカにはスプレー式もあるんですー。オリーブオイルも。便利でしょ)
効能は色々あるらしいですが、痩せるのはウソだと思う(当社比)
抗菌作用が高くて肌や髪にいいのは、なんとなく実感できたので、今回もお茶作戦をまじめに決行したところ、早く腫れが引いたみたい。
最近は善玉オイルが増えていて、あれこれ気になりますが、油は酸化するとダメなので、そんなにたくさん揃えられないのが残念。お料理は、オリープ・オイルとココナッツ・オイル、ごま油が中心。
ココナッツ・オイルは気温によって固化/液化します。常夏のジャマイカでは、いつも液体。アメリカもそれほど高くないですが、ジャマイカはもっと安いから、日本へのおみやげにいいかもしれないですねー(パッキングはきっちりしましょう)。この間、ジャマイカ人の友だちと話していたら、
「昔は、ココナッツ・オイルは悪者扱いだったんだけれど、海外で流行ったから最近、また見直されている」
って言ってました。へぇー。そういえば、ジャマイカ料理ってけっこうマーガリンを使うんですよね。あれ、良くないのに。
美容に関しては、またの機会に。
あ、ひとつだけ。
シュガー・スクラブやソルト・スクラブってあるじゃないですか。砂糖やエプサム・ソルトと、やっぱりオイルを混ぜたもので、体をくるくる擦るの。めっちゃツルツルになって気持ちいいですが、あれでバスタブの床までツルツルになって、滑りそうになったりしませんか?
私、2回くらいバランスを失いかけて、「あぶなっ!オイル美容で死んでる場合じゃなーい」ってなったんですけど。
最近は、とってもいいバスソルトをプレゼントしてもらったので、それに手の平でいちいちホホバオイルで混ぜながら、くるくるやってます。一件落着。... Read More
プチ断食熟考
「プチ断食なう。辛くはないけど、これくらいでは痩せないっしょ。美肌云々もどうかなぁ。 体にいい手応えはあるけど、日本のサイトの殆どに載ってる酵素飲料は要らない気が。サプリは採って、あとはライムを絞ったお水とハーブティーだけ。」
8月15日の、私のtweetです。自分のつぶやきを引用するの、なかなか気持ちワルい。でも、「やってみたら、全然違ったよ!」との報告は、とても140字では伝えられないと気づいて、このブログに至っているので勘弁してください。
どう違ったか。
1.痩せました。半分以上、失敗したのに、1.5キロ痩せました。
2. 美肌効果もありました。自己採点はあてにならないけれど、「食べないなんて、絶対ムリ」と言っていた友人が、翌々日の私の顔を見て、「やる。私もやる」と言い出したくらい、肌のトーンが明るくなりました(ただし、二日間くらいしか持たなかった気がします)。
3.体にいい、と一概には言えないくらい体調に変化がありました。逆に言えば、1日でも断食はとてもキツい行為で、安易に取り組んではいけないと気づきました。
4.酵素飲料は、やっぱり要らないです。
どう取り組んだか。
きっかけは、不純。水曜日に珍しく朝まで飲んで(最後の2時間はお酒を飲んでいる人を、眺めていました。そこまで強くないです)、木曜日にまったく食欲がなかったんですね。お酒を抜きながら、いつもの半分も食事ができなかったので、ちょっと前から考えていた「断食をこのままやってしまおう」と。
下調べはできていて、食事を減らす予備日、水分以外は取らない本番の日、ゆっくり食事を戻す復食日の3日間で完了するいわゆるプチ断食を敢行。本番の金曜日は、ふつうにスポーツクラブに行って、ピラティスのクラスも取りました。
私は生まれつきの貧血体質で、放っておくと季節の変わり目にバッタバッタと倒れるので、いろいろ調べて、実行して、いまではすっかり健康オタクに。まぁ、体にいいことをしている人は多いし、なんでも食べるし、極端なタイプではないですが。運動も週に最低2回はジムに行って、合計で3~4つクラスを取ります。結果、何もしていない人より体が丈夫かもしれません。
以前、マスター・クレンズにチャレンジして(いわゆる、レモネード・ダイエット。ビヨンセのが成功したダイエット方法として有名ですが……ええ。私、ミーハーなんです……1940年代からある、古い方法でもあります)、断食4日目で見事に貧血を起こして中止した、情けない過去があります。
そのときの貧血、視界のふちに本当に銀の星が飛んだんですー。きれいでした(おい)。
レモネード・ダイエットの実践法はこちら。
もう、グレードBのメープルシロップとオーガニックのレモンを探して、大騒ぎしたのに、あえなく玉砕したのは、ホンットに悔しかった。で、今回はそのときの「塩水を使って消化器官を洗浄」を組み合わせました。人生、ムダな体験はありませんね。
断食本番の夕方に、友人から電話で、次の日にうちでホームパーティーをしたいとのリクエストが。タイミング悪いなぁ、と思いつつ、いろいろな事情で友だちを優先するべき話だったので、いっきに断食に対する熱意が薄れ、頭痛もしていたので小さなプラムを食べました。
…ダメじゃーん。
でも、それ以上は食べたくなかったので、そのまま続けて、3日の朝に思いつきでマスター・クレンズの容量で塩水を飲んだら、だいぶ面白いことになりました(モロには書きませんが、あまり美しい話ではないので、興味のある人だけ読んでください)。
血液に含まれる塩分と同じ濃度の水を飲むと、体に吸収されないで胃の中のモノを押し出す、というのが、「塩水で消化器官の洗浄」のやり方。体験としては、これが激しい。9%の塩水1リットルを(コップ一杯に小さじ一杯の塩を入れます。けっこう塩辛い)を私は4回に分けて飲みました。胃が空っぽのときにしかやってはいけないそう。1時間くらいかかるので、時間があるときでないとムリですね。
さらに1時間くらい置いて、うどんを半分だけ食べました。これ、我流なので、マイナス面もあるかも知れません。ハイライトは、これだったかも。作り置きしてあった麺つゆを温めて、うどんをゆでただけでも、最初の一口が、「まさに五臓六腑に染み渡る」感激のおいしさ。
20分ほど横になってから、予定通りヨガに行って、大人6人、子ども4人分のチゲ鍋と焼き肉の買い出しをしました。午後はシリアルとアーモンド・ミルクだけ。夜はチゲ鍋中心で、焼き肉はさすがに味見程度しか食べられませんでした。でも、シェフの友だちが作った洋風サーモンのタタキは、しっかり食べました。梅酒とシュワっとするお酒と、ラム酒も飲みました。
全然、ダメじゃん。
当然、体重は0.5キロくらいしか減らず、「失敗」と思ったのですが、その後の3日間に体が欲しがる健康的な食べ物を、欲しがる量だけ食べていたら、すっと1キロ痩せたんです。
具体的には、タンパク質は卵や厚揚げ、アボカドから。
あと、がぶ飲みしていたコーヒーが劇的に減りました。1日で1杯半がやっと。これは本当にビックリしています。
要するに、刺激の強い食べ物は体が怖がっている状態。野菜と果物はかなりの量を食べています。
酵素飲料が要らない理由は、こちら。
英語でググったら、断食自体はポピュラーなアメリカでは流行っていなかったのも、「効かない気がする」と思った理由です。本当に健康にいいものは、世界中に広がりますから。
自己流断食は危険、というサイトもいくつか見つかりました。そのまま「だから、この酵素飲料を買いましょう」というのも多かったですが、酵素飲料を飲んでもそれなりに危ない気がしました。お医者さんが止めている記事もあったので(リンクが見つからないので、あとで見つかったら張ります)、自分で判断してチャレンジしたい人はやってみて下さい。私が断食に興味を持ったのは、ビヨンセの一件もあるけれど、宗教的な理由を含めて、周りに当たり前のようにやっている人がいて、口を揃えて「調子がよくなる」と言うから。
私は、効果がありました。... Read More
Devachan にいますよー
iPhoneから投稿できたので、もう1本。
カーリーヘア専門のDevachan Salonにいます。生まれつきのくせ毛を生かしたい、という長年の希望を叶えてくれたサロンです。
洗浄力の強いシャンプーは使わない、その代わりコンディショナーをたっぷり、濡れているうちにジェルやクリームをつけて、あとは自然乾燥。
って、このメソッドについての本もあるくらいだから、奥が深いのですが。
もう少しで完成~(*^▽^*)
iPhoneからの投稿... Read More
iPhoneからの投稿... Read More
Good Hair & Bad Hair そして真のB系
ヘアー・カットで失敗しました。
NYでは日本で仕事をしていた美容師さんが、フリーランスで出張サーヴィスをするケースが多く、今日、友達の勧めで初めて切ってもらった人も青山の有名店で修行を積んだそうで。だから、腕は確かだったと思います。
問題は、NY歴年半の彼女の日本語が、NY歴13年半の私がよく分からなかったのです。
目指す写真を見せて、「長さはあまり変えないで、少し重めのスタイルで」というのが私のオーダー。自分で巻いたり、ストレートにしたりすることを伝え、量を減らしてもらいたい箇所も指定しました。
対して、彼女の日本語は、
「ゴージャスなお姉さんというより、自然な感じでやってます、って感じのお姉さんがいいと思います。本当は、もうちょっと“いっちゃってます!”って感じがいいとは思うのですが、初対面なのでやめときますね。」
誰でも「当たってる!」と思わせる星占いみたいな言い方です。
どの程度切るのか、どんなスタイルなのか、全く分からない。ここで、遠慮して突っ込めなかったのがまずかった。傷んでいたので予定より切ってもらっていいこと、レイヤーは入れても構わないけれど日本で主流の髪を減らした髪型は嫌いなことを伝えて、「お任せします」と言ったら。
結果、顎から下を思いっきり梳いた「局アナ・スタイル」になってしまいました。
…似合わないんだ、これが。
せっかく伸ばしたのに10センチくらい短くなっちゃったし、髪の毛が少なすぎて巻くこともできない。
呆然としつつ、こちらはゴージャス/自然な感じを問わず、年齢的に美容師さんよりお姉さんなので最後まで和やかに仕上げてもらい、セットを頑張ってくれたので、料金に含まれているので要らないと言われたチップも渡しました(ここはアメリカですから)。彼女はたぶん、ほかの出張美容師さんよりずっと上手でしたし。それを察知して、早い段階で任せてしまったところに悲劇があります。
私は多毛でくせ毛という、日本では敵視されやすい髪質の持ち主。
それでも、ジャマイカ人の友達とボートに乗ったとき、風になびく私の髪をしみじみ眺めながら「自然なウェーヴでとてもきれいだから、切っちゃダメよ」と言われたことも、髪の少ない白人の友達に「膨らませることを考えなくていいなんてうらやましい」と言われたこともあります。
世界規模で言えば、日本人はほぼ全員、Good Hairなのです。
髪なんてすぐ伸びるし、一つのスタイルしか出来ないのも時間の節約になるかも、とポジティヴ・シンキングを実践して仕事に戻ったのですが、コンピュータのモニターにぼんやり映った自分が目に入った途端、驚いたことに……泣き出しちゃったんですね。いやはや。
髪が少なすぎるのがショック、という生まれて初めての体験は、案外、強烈だったようです。あと、私が前からおかしいと思っていた日本の美的感覚に反発する気持ちも強い。
くせ毛は矯正するもの、多毛はひたすら減らすもの。
どうして?
ついでに書けば、女性雑誌の「腰はりカバー」、「もも張りカバー」という書き方や、二の腕や肩幅、バストが規格より大きい場合すべて「隠しましょう」という主張もおかしい。
いいじゃん、くせ毛だって、人より腰が張っていたって、お尻が大きくたって。
堂々としていれば誰もおかしいなんて思わないし、大体、本人以外はももが張っているかどうかなんて気にしていないハズ。
J-Loは世界一の腰はりさんとして稼いでいるし、ビヨンセやリアーナの太ももは武器のレベルに達しています。
黒人っぽい髪型に無理やりするよりも(もちろん、好きならやればいいと思いますが)、規格外の部分を含めて「自分はOK!」と思うのが黒人の人から学ぶべき点だし、その姿勢が真のB系だとも思います。ぶよぶよしていてもOK、というワケではないですよ。やっぱ、締められるところは締めないとね。でも、あとは生まれたときに授かった自分の体を慈しんだ方が健全。
私も、本来の「髪が多くてたーいへん」な自分に戻れるよう、明日からわかめとひじきを毎日食べることにします。... Read More
『私をおいて、化粧品売り場に行かないで』
Don’t Go to the Cosmetic Counter Without Me(6th Edition)
( Begoun) / Paula Beguon
販売価格 18.45ドル(Amazon調べ) 購入価格 24ドルくらい
レビュー系のブログをやろう、と思ったきっかけにもなった本です。いつもの仕事だと、まずカヴァーできない分野なので。
まず、タイトルが凄い。訳しますね。
『私をおいて、化粧品売り場に行かないで』
説得力があるでしょう。1360ページにも渡って、ブランド毎に35000もの化粧品を延々とレビューしている、それだけの素っ気ない本。ペーパーバックの体裁で、写真なし一つ一つの製品を4段階で評価し、ポーラさんがコメントを付けているだけです。このコメントが超辛口。コリアン・タウンもキムチも「私が甘かったです」と謝ってしまうほどの、辛さです。一昨年、Barns & Noblesで見つけた時は、まず情報量に圧倒され(編集者上がりなので、この本を作る大変さは察しがつきます)、それから、信憑性を疑いました。
表紙のポーラさんが厚化粧で、それこそアメリカの化粧カウンターにいる販売員さんみたいなのも気になりました。でも、自分がよく使っているコスメを引いてみたら、当たっている。伸びや着け心地、成分を分析して、効果のほどをズバッと切るわけです。スマイル・マークで良し悪しを一目で示した後、レストラン・ガイドみたいに値段の高い安いをドル・マークの数で表していて分かりやすい。「これ、いいけど、値段も張るわよ」と二つのマークで教えてくれる。スマイル・マークにチェック・マークが付いているのが、「ポーラズ・チョイス」、つまりお墨付きです。
私は家で仕事をしているので、ほとんどメイクをしない日さえあるにも拘わらず、コスメ・オタクです。これを買うまでは、デパートのコスメ売り場にふらふら~と寄って、気づいたら特に必要もない化粧品に散財する悪癖に悩んでいたのに、それがほとんどなくなりました。見かけて気になっても、まず家に帰ってこの本で確認してから、買う。基礎化粧品に関しては、巻末にまとめて載っているこの本のお墨付きを使うようにしています。自然をイメージさせる成分が、決して肌にいいわけでない点も学びました。ドラッグストアーで売っている12ドルくらいのクリームが60ドルもするブランド物よりいい、という評価も少なくないので、高級化粧品=効果がある、との固定概念をまず崩す必要がありました。クリ○ークの人気ファウンデーションは、レブ○ンの××とほぼ同じもの、とあれば、値段が半分以下の後者を色違いで二つ買います。そう、まさに信者です。
日本の女性は、世界で一番、コスメにお金を遣っていると思います。その分肌もきれいでお化粧も上手ですが、本当はそれほどお金を遣う必要はなさそうです。このガイドブックはアメリカの製品はかなり網羅しているものの、日本のブランドはこちらに進出している分だけなので、外国の化粧品が好きで、英語で読むのを厭わない人向けではあります。信者になって2年半、このガイドだけだとさすが楽しくないので、雑誌もチェックするし(オタクですから)、アイシャドーやグロスは自分で試して好きだったら買いますが、この本の値段の数倍のお金をセーブ出来たし、お肌が好調なのは事実。ポーラさんの「化粧品は高けりゃいいってもんじゃない!」という精神こそ、日本に輸入されるべきものかも知れません。... Read More