約1週間が過ぎてしまいましたが、バスタ・ライムズのライヴをの話を。
先週の月/火の私は微妙に風邪っぴき。それでも、インタヴューがペンディングになっているバスタさんのお膝元公演は観ておかなくては、とずるずるっとタイムズ・スクエアまで出向いて参りました。
オープニングがロン“窓から飛び降りるぞ”ブラウズ。ハーレム繋がりでちょい丸くなっていたジョエルズ・サンタナが出て来たのが良かったです。ロン君が終わったのが9時15分。それから、15分、35分、50分経ってもステージは無人のまま。一方、客席はパンパンもいいところで、身動きも取れないくらい。会場で落ち合うはずだった弥住子さんも見つけようがない。カメラ&フラッシュのセットを持っていても、場所を空けてくれるような状況ではなく、この日の写真は全部腕を上に伸ばして撮ったものです。
体がだるいし、喉も渇きました。週の後半を寝込むわけにも行かないし、あと10分で出て来なかったら帰ろう、と思いつつ、一人我慢大会が続きます。そういう時になーぜーか出没するのが、痴漢。後ろを向いたら、私より背が低いラティーノの男性が。この痴漢、すごい酔っぱらっていて、こそこそやる気配が全くない。冷静に「セキュリティーを呼んで騒ぎを大きくしたくないので、止めて下さい」
と、言っても聞いてるんだか、聞いてないんだか。幸い、周りにいい人が多く、一緒ににらんでくれたり、わずかな場所を作ってくれたり。限界だ、と思って、私が取った行動は:1.帰った 2.大人しく待った 3.一か八か、ウォッカ&クランベリーを飲んでみた。
答えは3。さすらいのギャンブラーですから(?)。これ、うまく行けば気分が良くなって体を騙せるし、下手をすれば貧血を起こして倒れます(風邪薬服用中でした)。
で、結論から書くと、気分が良くなってからしばらくして貧血気味になりました(哀)。まだ調子が良かった時に出て来たのがロック・レイダー。本物のターンテーブルが二つ並んだあたりから嬉しくなっていたのです
が、久しぶりに彼の顔を見てもっともっとアガりました。
X-men forever.彼と組むなんて、バスタ、さすが分かってらっしゃる。
そのバスタさんの登場時の衣装も凄かったです。
全身ヴィトーンンンン!(の偽物)
2曲目でいきなり“Ante Up”w/MOP。アガります、アガります。このまましばらく痴漢を時々叱りつけながら観ていたのですが、いきなりグラッと来て、「お、貧血君の登場かい?」という展開。ふざけている場合じゃありません、貧血歴ン10年選手としては、座ることが先決。でも、どこに? BB Kingの席は、予約&食事がマストで、いっぱいでしたし。
空気も悪いし、とりあえず入り口の近くへ行ったら、ステージ上にメイノが。えー、このタイミングですか。また無理やり写真を撮ろうとしたら、そこだけテーブル・サーヴィスと関係ないベンチの前のお姉さんが、
「ベンチの上に乗って、撮ったら?」
天使かと思いましたね。周りの人達もえっらい親切で、私が写真もそこそこにベンチにへたり込んでも何も言わない。それで、ヘタリながら、やはりバスタが呼んだらしいアンクル・マーダやレッド・カフェの声を聴いてました。ステージ上は、BK in da House。私は自分のBKのハウスに帰りたい気持ちでいっぱい。
調子が戻って来て、出口がごちゃごちゃになる前に帰ろう、と誓った矢先に出て来たのビーニ・マン。帰れないじゃん。何で私の体調を無視して、出て来るかな、キング・オブ・ダンスホール(←超自分勝手)。
ビーニ、場をさらってました。これはずりずりとステージの脇まで行って撮った写真です。左のスプリフ・スターの顔を見て下さい。
ビーニを10分観て、限界。“Wo Hah”でバスタが吠え出したあたりで、退散しました。Hip Hopはride or die。取材も命がけ、という話でした(ちょっと違うか)。
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ウォッカ&クランベリーで復活って凄いね(笑) 絶対倒れるけどね普通。
ロックレイダーに MOP に ビー二って、帰るタイミング難しいナァーー。。 WO HAH で帰るタイミング見つけるの解る気がする。
HIROTO
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コメントありがとう。だから、半分倒れたたんだってば。“Arab Money”もちょっと帰りたくなりました。あのダンス、やりたくないし。