Fabolous VS Kanye West

斜め読みグラミーを書こう、書こうと思いながら、すっかり古い話題になってしまったので(一番、気になったのはジェイ・Zの不在でしたが。クリス・ブラウンとの一件が関係あるのでは、と深読み中)、去年、ヒップホップで去年もっとも好きだった曲を取り上げようと思います。

ブルックリンのストリート隊長、ファボラスの“You Be Killin Em”。目新しいところはないのに、ラジオでヘヴィロテでずっとかかっても、なぜか飽きない中毒性の高いところがポイント。ファブのラップはクールなのに色気があるので、この手の曲は完璧。

なんだかんだ、03年からバカ売れせずともコンスタントにヒットを放って第一線にいるのも凄いな、と思います。ヴェテランなのに、ニッキ・ミナージュのコンサートでもさらっと前座を務めていたし(で、うまいんだ、ライヴも)。まぁ、ニューヨーク、とくにブルックリンでは絶対的に支持を集めやすいのも事実ですが、彼のラップってその場の空気をフッと変える「何か」があるんですよね。聴いてる側のみんなが、勝手に曲の世界に入り込んで自分の「いい男度」と「いい女度」をあげちゃうといか。

さらに、この曲のヴィデオがなかなか凝ってる。フィルム・ノワールを意識した作りで、相手役がカニエ・ウエストの元カノ、アンバー・ローズなんですねー。ベッドシーンもあるし、カニエはイラッとしそうな気がします。

アンバーさんの体型はセクシーダイナマイト、という死語を思わず使ってしまう迫力。元ストリッパーだそうですが、それも勲章になっていそうです。この曲は突き詰めれば「君、マジでヤバいね」と言ってるだけなので、彼女の書かれた曲かと思うくらいハマり役。

もう一つ細かいネタを書くと、ウォッカのボトルが大写しになるのは、ディディ夫さんが売っている「Ciroc」の巧妙な宣伝の一環で、ファビ夫さんは制作費の一部を出してもらっているはず。双方、頭がいいです。こちらのクラブではCirocのココナッツ・フレーバーをパイナップル・ジュースを割る<ココロッソ>がめっちゃ流行っているので、こちらに来た際はぜひ飲んでみて下さい。

長いこと放置していたツィッター、再挑戦しています。minakodiwriterでお願いします。

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