ジャンルについて考えてみました。

昨日、隣のソウル・フード・レストランでブラック・ムーンのバックショットにばったり会いまして。ダックダウン一派の中で数名は私を「日本の雑誌に書いている人」と正しく認識していて、彼はその一人。「18日にノキア・シアターに出るからカメラ持って(←ここがポイントなのでしょう)来て」と言われて、詳細をウェブでチェックしたら……。

今日がワイクリフ・ジョンのショウでしたーぁぁぁぁ。ドーーーーン

えー。気を取り直して、ジャンル考察。ライナーが『アメリカン・アイドル』の昨年優勝者、ジョーダン・スパークスだったので。私はアーバン限定、それも基本洋楽オンリーという守備範囲の狭いライターなのですが、最近、R&Bがほかのジャンルを浸食しているので、ボーダーにいる人も時々書きます。リアーナのファーストとか、昨年ならキャット・デルーナとか。この二人は、最初のシングルにエレファント・マンが参加していた流れで私に話が来たと思うのですが(イケシロ、象男番かい!)、アリシア・キーズやティンバランドも、アルバムの曲はジャンルレスだったりするので、もうこだわって聴いてもつまらないところに来ている気はします。

これは、「黒人が作って黒人が歌って黒人が聴く音楽」という枠が薄れて来ていることを示し、アメリカン・カルチャーが前進する上で、いい傾向なのではないかと。ジョーダンのセルフ・タイトルのデビュー盤も、R&Bの雄とされているアンダードックスはポップ寄りのバラッドを作っていて、もっともアーバン寄りに感じた曲はアイドル仕事が多い白人の方が作っていました。

R&Bが薄まるのは困るけれど、音楽の「黒さ」=肌の黒さ、が必ずしも成立しない混沌とした感じは、好きです。
と、ここで、元祖エクレクティック(折衷、混沌系)のワイクリフを思い出し、ドーンと堕ちるのでした。ゲスト、誰だったんだろ。

ところで、ジョーダン・スパークス、10年前(!)にアルバムを出したニコール・レネーに雰囲気が良く似ています。ほら。

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