私、先週の水曜日にめでたく(ないか)もう一つ、年を取りまして。
締め切りが多い週だったうえ、木曜の朝にNERDの取材が決まったので、とりあえずサクサクッとバースデー・ディナーに出かけ(関係者のみなさん、ありがとうございました)、私にしては少ない6時間弱の睡眠時間を確保して取材に臨んだはずが。
デザートのチョコレート・ケーキが濃厚だったのが祟り、予定起床時間より2時間早い4時半に目がぱっちり覚めてしまったのですね。眠らないとあとがしんどい、でも深く寝入って遅刻をしたらいち大事……と悶々として、本格的に起きる時間になったら、ドッと疲れていました。
2日前に急に決まったにもかかわらず、ユニバーサル日米社の連係プレーにより事前に8曲分の短縮版がネットで聴けたので、誕生日の午後に質問を練りまくりの推敲しまくり。
何しろ、敵はプロデューサーとしては最高、インタヴュー相手としては大昔にその逆だったことがあるネプチューンズ+1。時間通りに到着したら、すでに映像インタヴューを3人がこなしている最中。ホテルの冷房がキツいのか、アメリカで一番オシャレな男性として選ばれこともあるファレルは毛布を羽織って話していて、ちょっとオモロい光景になっていました。
この枠を担当していたI子ちゃんに、「あれOKなの?」と確認したら、「あれを含めて今日のファッションなんだそうです」との絶妙の答えが返って来て、声を出さずに大笑い。うーん、違う意味で最高。BMR用の取材も毛布を羽織ったままでGo! 前日、Brooklyn Bowlで遅くまでライブをしていたはずなのに、非常に真摯に答えてくれ、もうディープに行けるまで行っちゃえ、と、インスピレーションの源となった古い音楽の話をしていたところ、ファレルが突然、
「年を聞いてもいい?」
……はい?
「あなたよりちょっと上です」と交わしたら、
「え、俺、37才だよ!」
「……知ってます」(知らないでインタヴュアーは務まりませんっ)
全員「……………………………………………………………………………。」
もともと静かだったチャドとシェイの沈黙がさらに重いものに。何度も日本に行っているんだから、アジア人がアメリカでは若く見えるのは分かってるだろー、と思いつつ、時間をムダにしたくないので、話を変えようと思ったら、
「気を悪くしないでね、ほら、なんか俺らと似たような音楽聴いてきたみたいだから、年代的に近いのかな、と気になって」と、気を遣ってフォローするものの、話題を変えるのに付いて来てくれないものだから、雰囲気はさらによどんで行く。
おーい!!!
この後は無事に持ちこたえ、新作から人柄までいろいろなことが分かったインタヴューは無事に終了。気まずい瞬間はあったものの、あー、この仕事に邁進してきて良かった、と納得できた取材でした。今、自分の文章を読み返して、ファレルっていい人なんだな、とも思います。
静かなふたりと毛布を被ったファレル(写真で見るとオモロいよりカッコいいかも。ずるいわぁ)、むくんでいるうえに寝不足でお化けみたいな私。
写真をアップロードして気づいたけれど、ジェイ・Zの取材時とまぁっったく同じ服を選んでました。キャサリン・Mが私の勝負服だったか。この後、昼寝して、夜はジョン・レジェンドとザ・ルーツの、コラボ・カヴァーアルバムのキックオフ・ライヴのためにBrooklyn Bowlへ。
一番前を陣取って、クエストラヴの燃えよ闘魂なドラムと、これまたアッツい伝説のジョンの熱唱を浴びるように聴いてきました。
流し目ラヴさん。
ボーリング場とスポーツ・バーが併設されている会場だったので、そのままNBAのファイナルを観戦。いいゲームだったので観ていたら、クエストラヴのDJが始まり、なかなか贅沢な空間に。途中、ジェームズ・ポイザーが目の前を通り、話しかけたいと思いつつ、目がスクリーンを追ってしまいそうだったので黙っていました(ちょっと後悔)。
私はアンチ・レイカーズなので、セルティックスが負けたのは悔しかったです。土曜日はビーチでバースデー・スイカ割り(私の考案。ちなみに、アメリカ人には白い目で見られました)を敢行、なんちゃってウォーターメロン・マティーニまで作りました。大騒ぎの、いいバースデー・ウィークでした。
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お誕生おめでとうございます!!!元気に歳をとる事は良いことだと思いますよ。
お体に気をつけてお仕事頑張ってください。日本から応援しています!!
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お誕生日おめでとうございまーす☆
いい写真!つくづくうらやましいわい!
良い一年を~~~☆