ヤンキース優勝でNYは沸き立っています。
野球への関心度が限りなく「0」に近い私は、無責任に「良かった、良かったー、これで景気が少しでもよくなればもっと良いかもー」などと思っているのですが、問題は、松井選手。
いや、別に松井選手に問題があるわけではなく、MVPを日本人が取ったことで、周りのアメリカ人が「日本人のミナコはさぞかし喜んでいることであろう。ウッシッシ」と決めかかって連絡してくることが私の問題点なのです。
私、先週までヤンキースが好調なことを何となく知っているくらい、松井選手にいたっては、数週間前に、「ヤンキース・スタジアムに戻った際、ブーイングを喰らった」という記事を読んで、「あ、いま、ほかのチームにいるんだ」と、もう非国民レベルの誤解をしていたくらいで。
昨日、パレードの途中でNJからわざわざ行っていたアメリカ人の友人が電話してきて「どこにいるの!」(←当然、パレードを見に来ていると思っている。行かないって)「ねぇ、やっぱりマツイのインタヴューはしておいた方がいいんじゃない?」
………。
どこのチームにいるのか分からなかった人相手だと、インタヴューどころか、フツーに話しかけられてもきっと迷惑でしょう。野球好きの札幌のパパちゃんと電話で話していなかったのも悪かったかも。でも、その話題になったら全然噛み合なくて、よけいガッカリさせる可能性も大。
反省して、ヤンキース色にライトアップされているエンパイア・ステート・ビルディングの写真をアップします。
うちの窓からの光景です。
そうそう、ラジオのHot97のホストが、決定打となった2ランを放った翌日に番組中に「みんな、マツイに敬意を表して今日のランチは日本食を食えー」と言っていたのがおかしかったです。それにしても、ヤンキース優勝で“Empire State of Mind”がアンセムみたいになっている昨今、棚ぼたで新作への強力プロモーションができているジェイ・Zは、内心、「ウホホ」と笑っていることでしょう。