D.R.B.(Di Reggae Book)

Greetings パート2、自著の紹介です。

DRB

『The Reggae Book』をパトワ風に表記して

『Di Reggae Book』にしました。2006年の夏にシンコー・ミュージックさんから発売され、01~05年の主なトピックとアーティストおよびサウンド・システムのインタヴューでほとんど構成しています。アーティストで力を入れたのが、ショーン・ポールとシズラ、そしてT.O.K.。本(book)と雑誌(Magazine)の中間の形態であるムック(Mook)で、内容から考えると正しい選択だったのですが、ムックは一般書店で扱える期間が短いので、今、店頭に並んでいるのはむしろCDショップのはず。

自分で企画して、自分で好きなように書かせていただいたので、自分としては満足しているのですが、思ったより売れなかったかな(ハハハ…)。 T.O.K.の3作目が同時期に出る話があって、一緒に店頭展開ができるようにとの姑息な理由で彼らを表紙にしたのに、アルバムの発売が延び延びになり、そのまま2年経ってしまいました。

何やってんだ、T.O.K.。

と、ツッコミを入れたいところですが、実はその間にビクターさんから出たフレックスのソロ・プロジェクト、
『D’Link』をコーディネイトしたのは私なので、突っ込む立場ではありません。この仕事自体、『D.R.B』で45(シングルですね)を自分で作るという無茶な企画をした際、彼に歌ってもらったことが縁で、発刊後半年経った時点で「日本は君がまとめて」と頼まれました。2月にはリリース・パーティを兼ねたミニ・ツアーも実現したので、たまには、無茶もしてみるものです。『D’Link』がリリースされたのはさらに1年経った今年の1月だから、何でも時間がかかるんですよ。

『DRB』も執筆自体は半年くらいで集中的にまとめましたが、本を意識した取材期間は4年くらいあったので、もうちょい長く売れ続けてくれるといいなぁ、と思います。

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