デペッシュ・モードの究極のラヴ・ソング “Somebody”

近所のコーヒーショップで一杯飲んでいる途中に、デペッシュ・モードの曲が流れて来ました。

彼らは、80年代からずーっとずーっと活躍しているイギリスのグループ。中学生の頃、私は彼らの音楽が好きで好きで。いまでも好きですが、こちらでは大人気で、本気を出さないとチケットが取れません。

学校から帰って来て、ステレオに向かってペタン、と座って、ずっと聴いている時間も大好きでした。

一番好きだった曲をyoutubeで見つけたので、リンクと歌詞を紹介します。

なんで上半身裸かな。

Somebody-Depeche Mode

I want somebody to share 分かち合える人が欲しい
Share the rest of my life 残りの人生をずっと
Share my innermost thoughts うちに秘めた思いも
Know my intimate details 個人的なことも全部分かっていてくれる
Someone who’ll stand by my side 僕に寄り添って
And give me support それで 支えてくれる
And in return お返しに
She’ll get my support 僕も支えてあげる
She will listen to me 耳を傾けてくれるんだ
When I want to speak 話したくなったときはいつも
About the world we live in 世界情勢とか
And life in general 人生のこととか
Though my views may be wrong 僕の見方は間違えているかもしれないし
They may even be perverted 曲解さえしているかも
She’ll hear me out それでも最後まで聞いてくれる
And won’t easily be converted でも 簡単には影響されない
To my way of thinking 僕の考え方にね
In fact she’ll often disagree それどころか 彼女はよく反対を唱えるんだ
But at the end of it all でも 最後には
She will understand me 必ず僕を理解してくれる
I want somebody who cares 気にかけてくれる人が欲しい
For me passionately 僕のことを 心から
With every thought and 一生懸命考えてくれて
With every breath 全身全霊で
Someone who’ll help me see things 物事をはっきり示してくれるんだ
In a different light 違う観点から
All the things I detest 僕が忌み嫌っている事柄さえ
I will almost like いやでなくなるように
I don’t want to be tied 縛られたくはない
To anyone’s strings はっきりした関係に
I’m carefully trying to steer clear of 注意深く絡めとられないようにしている
Those things そういう約束事にね
But when I’m asleep でも眠っているときは
I want somebody 誰かにいて欲しい
Who will put their arms around me 僕を抱きしめて
And kiss me tenderly 優しくキスしてくれる
Though things like this こういう考え自体
Make me sick げんなりする
In a case like this これが現実になったら
I’ll get away with it きっと僕は逃げ出すんだ

Songwriters: Gore, Martin
Somebody lyrics © EMI Music Publishing, Sony/ATV Music Publishing LLC

この曲が大好きだった中学生って、どれだけ暗かったんだって言う(^_^;)
カセットテープが伸びるんじゃないか、って勢いでくり返し聴いていたのに最後のオチ、

「理想の人が現れたら、きっと僕は逃げ出す」

が分かっていませんでした(まぁ、子どもには分からない心情です)。ずっと、自分に似た誰かを探している曲だと思っていたの。

いまは、情けない最後のラインまで強く共感してしまう……忘れていたけれど、たぶん、この歌詞がずっと心の奥底にあった気がします。

一つだけ変化があって。昔は背伸びをして、曲の男性を自分に置き換え、「こういう人がいい」と探す立場だったのが、いまは、この曲で歌われているような女性になりたいなぁ、と。ちゃんと話を聞いて、でも流されないで、理解できる「誰か(somebody)」であるのが目標です。

“デペッシュ・モードの究極のラヴ・ソング “Somebody”” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    いつも密かながらに拝見しています.私もレゲエの魅力にハマっていまして気に入った曲を独りでに翻訳して見ていますが険しい道程でして失礼は承知ですがこの文だけお手伝い頂けないでしょうか.また自分なりに訳した場所で間違っているかもしれませんがよろしかったらお願いします.
    Man real from the cradle to the headstone
    揺りかごから墓場まで
    Would you be here, mi wi be the comb
    ????
    Picture perfect mi a hold a front row
    前列で抱き合って完璧な写真撮ろう
    If mi soon rich baby mi don’t know
    すぐに金持ちの女になるなら俺はしらないよ
    But a one thing mi know mi a go fi that though
    ???
    Follow mi girl or not a your show
    俺についてこい ???

  2. はじめまして。
    Somebodyの歌詞の解釈を拡げたくて検索していたら辿り着きました。
    自分も中3の時にこの曲(とDepeche Mode)に出会い、それ以来ずっと聴いています。
    いまでも最高に好きな曲です。
    素敵な解釈をありがとうございました。

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