…って5日間だけですが。今回はしっかり出張系。ショーン・ポールのオフィシャル・インタヴュー/通訳のお仕事。
ショーンさんのことを書いたり、訳したりするのは、ライフ・ワークになりつつあります。「レゲぶろ。」向きのトピックかなぁ、と思いつつ、今回のアルバムはスターゲイトにリコ・ラヴ、そしてベニー・ブランコとR&B/ポップ・フィールドのプロデューサーがたくさん参加していて、結果、音もそちらの寄りのダンスホールになっているのと、私個人が感じたことを記したいので、こちらで。
ジャマイカは1年半ぶり。私にしてはめっちゃ間が空きました。前回行ったときより、街が落ち着いている印象を受けました。去年、行かなかった大きな理由は、「NYを出るなら、日本が先でしょ」との思いがあったから。結局、里帰りするタイミングも逃してしまい、どこにも行かない1年になったわけですが。
マイアミ、ジャマイカと旅行(出張)をしながら、日本のことをよく考えていました。
白状すると、私、ビビっているのです。私が知っている、私が生まれ育った国が、違う場所になってしまっているのではないか、と。その変わった様を、きちんと受け止められるかどうか、不安なのです。外国人をやっていると、祖国を美化する傾向があります。きらいで出たわけではないから、自分の基盤となる国は、しっかりしていて欲しい。その気になれば帰れるんだ、という支えも欲しい。
今年の早いうちに里帰りする、と近い人に宣言しつつ、なかなかチケットを取れないでいたのですが、ジャマイカにいる間に何かが吹っ切れたみたいで、今は、とても楽しみにしています。たくさんの人と、話をしたいです。
写真は、無人島のライム・キーの海。2時間いただけで、スキッとしました。