引っ張りまくったJay-Z in MSGですが……。
しっかり観て来ました、それも最前列で!!!
正確には、ステージの真横の1段上がった席だったので、アリーナ席ではないのですが、自分とジガさんを隔てているのが、スピーカーだけだったら、それはもう最前列でしょう。
この仕事を長くやっていて良かった、とつくづく思いました。まぁ、ものすごい怖いセキュリティーも間にいましたけれど。それで、私だけデジカメを出したら怒られた。みんな、撮ってるのに。
当日の朝になるまで行けるか分からなくて、チケットの受け渡しもすんなりとは行きませんでした。土砂降りの中、指示通りに行ったのに「まだ届いてないから」と言われて、出直すことに。3日前の発売だったので、レコード会社さんも対応に大わらわだったようです。
びしょ濡れ→その場しのぎのシャワー&速攻着替え→2時間合唱→コリアン・タウンで語る語る=週末は、掠れ声の風邪っぴき。
どこまでアホなんだ、という話ですが、いいの、観られたから。ワーナーOさん、本当にありがとうございました。
これまた引っ張っているレポートは、BMRにて。ゲストも凄かった&ステージから降りて来るビヨンセの笑顔(10M先)がとっても眩しかったことだけ記しておきましょう。風邪っぴきの週末の締めくくりはMTVのヴィデオ・ミュージック・アウォード。
マドンナがオープニング。
「私達はみんな一度、彼を見捨てた」
という、あまりに真実を突いたマイケル・ジャクソンへの追悼スピーチが一番、良かったし、見どころの7割を占めていたような気がします。ご乱心のカニエ・ウエストが、19才のタイラー・スウィフトの受賞スピーチに乱入してマイクを取り上げ、
「ビヨンセのヴィデオが一番いいのに!」
と叫んだ一件で世間が騒いでいる最中でもあります。彼の本音は、
「俺のヴィデオが一番いいのに!(なんで4つもノミネートされているのに一つももらえないんだ!!)」
だったのでは。ショウの始めの方の出来事ではありましたが、たぶん、結果を知っていたんじゃないかな。カニエはエゴ云々を通り越して、心の病気かもしれません。ラストのジェイ・Z&アリシア・キーズのステージに勝手に飛び入りしたリル・ママも終わっていましたが。
でも…でも……でも………。
視聴率命、話題作り命のテレビ局側もふたりの乱入を本気で止める気はなかったのでは、ともちらっと思っています。
アメリカのMTVは音楽専門局では、とっくになくなっているし。