Stephen Marley Weekでした。

今週はスティーヴン・マーリー関係のイヴェントがふたつほど。

月曜日は、Quad Studiosでリスニング・セッション。今回はレコード会社さんに呼ばれたのではなく、レゲエ/ソカを中心にやっているパブリシストさんから声がかかって出向いたところ、Air Jamaicaの機内誌を中心に書いているレゲエ・ライターのPat Maschino、VibeのRob Kenner(Riddimにも連載がありました)、FaderとOK Playersに書いているEddie Stads、それからMTV.comの人と、私だけのプライヴェートなセッションでした。

ナヴィゲーターは本人。

リスニング・セッションは「このイヴェントがあったこと自体、あちこちで書いてくださーい」なパーティー仕様(雰囲気はいいけれど、音をちゃんと聴けないというマイナス点あり)と、今回のような「評論家さんたちの意見を聞かせてもらおーじゃないですか」な真剣勝負系のふたつがあります。

もちろん、後者の方が話も聞けるし、ばっちり曲も聴けるので(正直、これだけで新作について書け、と言われれば、3000字くらいなら書けます)ありがたいのですが、スタジオなので「音が良すぎる」という贅沢な悩みも。音がいいと、2割増しでアルバムの出来がよく聴こえますから。

スティーヴンは今回、Part.1とPart.2に分けた2部構成になります(エリカ・バドゥのAmerikahシリーズにちょっと似てますね)。最初が『Revelation Part 1: The Root Of Life』。USでは5月24日の発売予定。ストリート・シングルとして出回っているデミアンをフィーチャーした“Jah Army”こそ、いままでのスティーヴンらしい、押さえたサウンドですが、月曜日に10曲ほど聴いた感じでは、楽器を多用した広がりのあるサウンドになっていました。スカあり、ラヴァーズ寄りあり、ナイヤビンギありの中を貫くのが、ルーツ・レゲエ。正統派の仕上りです。次の『The Fruit of Life』の方は、もっとエクレクティックな内容になるとのこと。

スタジオでの、スティーヴンです。

ずっとお母さんのリタ・マーリー似だと思っていましたが、こうやって見ると、パパにも似ていますね。

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