ブルーノ・マーズ The Moonshine Jungle Tour

6月29日、ブルーノ・マーズ、ブルックリン参上!

うちから7分のバークレー・センターに来ることがわかってから、「行きたい!」と願っていたThe Moonshine Jungle Tourに行って来ました。

いやぁ………楽しかったです。心の底から。

最近、アメリカのコンサート・チケットの値段は変動制で、残席が少なくなると値段が上がって行きます。2ヶ月前にチェックしたとき、「一緒に行く人いないかもー」と躊躇しているうちに高騰してしまい、ちょっとキツいかなぁと思っていたところ、日本の担当者さんからご招待のメールが。小躍りしてしまいました。昨年末に出た『Unothodox Jukebox』が、デビュー作『Doo-Wops & Holligans』とだいぶ感触が違っていたにもかかわらず、世界中で大ヒットしたブルーノ君、2回目のツアーにしてスタジアム・クラスを87カ所(北米/ヨーローパ/オセアニア)ですから、大したものです。それも、この不景気にソールド・アウトになっている会場も出ていて、バークレーもそのひとつ。

当日は朝から用事だらけの日で、クィーンズの奥でブレックファースト・プレスカンファレンス(珍しいセッティングで、さすがに初めてでした)、夕方はブルックリンの友人宅でBBQ、そこで遅いバースデー・プレゼントにヘネシー・ホワイトのボトルをいただいたので、まっすぐ会場に行かず、慌てて家に戻ってオープニングのFitz and The Tantrumsが始まった辺りで滑り込みセーフ。彼らの曲は“Money Grabber”くらいしか知らなかったのですが、ソウルフルな混合バンドで、ユーリーズ・ミックスの“Sweet Dreams”のカヴァーを含めてなかなか良かったです。

ブルーノ君のステージは、“Moonshine”からスタート。デビュー作にも“Talking to the Moon”(大好き!)という曲があったし、太陽より月の方が好みのようです(単に夜型なのかも知れませんが)。7ピースのバンドと、プロデュース・チームのザ・スミージングトンズの相棒、フィリップ・ローレンスがバックアップ・シンガーを務め、それに主役で総勢9名。ダンサーを大量投入するケースが多いスタジアム・ツアーでは少なめですが、にぎやかさでは負けてません。
なぜなら、ドラムとキーボード以外のミュージシャンが全員、「兼ダンサー」なのです!

お揃いの真っ赤なスーツといい、ホーン部隊の3人が前にグアーッと出て来る演出といい、初期のスカパラかと思いましたよ、私は(って、スカパラは初期しか知らないのですが)。

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日本でも大人気なので、詳しい人も多いかと思いますが、一応サラッと説明しますね。ブルーノ君は、ハワイ出身のブルーノ君は、ホテルなどでショウをする家族バンドの一員として育っています。親戚一同ミュージシャンかシンガーかダンサーという環境で、4才からステージに立ち、子供のころにすでにエルヴィス・プレスリーの物まねで知られていたそうです。アワード賞のパフォーマンスで、尋常じゃないこなれ方をしていたのも当然、彼はステージの上で「生きる」人。

今回のツアーは2枚目のアルバムからの曲が中心。そこに、ブルーノ君流のひねったカヴァーが挟まれます。たとえば、トラヴィス・マッコイとの“Billionaire”の前は、ストーンズスロウ・レーベルにいるアロエ・ブラックの“I Need A Dollar”の節が入りますーwikiのセットリストでは“Money (That I want)”となっていますが、それもちらっと歌ったかも知れませんが、ガツンと行ったのは、キッド・カディも出演したHBOドラマ“How To Make It America”の主題歌のこちら。あとはソウル・4・リアルの“Candy Rain”からジニュワインの“Pony”に入って、90’sR&Bタイム。その間に、モータウン・マナーの彼の持ち歌が入り、彼自身が大の音楽ファンであるのが伝わって来る内容。

アルバム2枚を出して新人枠を抜けたくらいだと、ライヴは「歌えるか歌えないか」が焦点になりますが、ブルーノ君は「そこは当たり前に上手」なレヴェルで、どう見せる/魅せるか勝負。ほんとに魅せてくれました。
英語で“he is an old soul(老成している)”という言い回しがあります。彼は、まさにそのタイプでしょう。10年に一度出るか出ないかのソングライター(メロディ・メーカー)だとも思っています。ヒップホップの台頭以降、ビートを作るトラック・メーカー/プロデューサーの方が取りざたされやすいですが(私にも責任があります、ハイ)、歌詞を書きながら、メロディをつけられる、つまりは「曲が書ける」ソングライターの方が、練習したところで、どうにもならない分、天賦の才が関係あるように思います。R・ケリーなんて「(メロディーは)突然、降ってくる」って言ってましたから。

ツアー・タイトルの「ジャングル」のカ所は、最後の最後になってわかりました。アンコールで戻って来て“Locked Our of Heaven”をバシっとキメて、ゴリラのシルエットが浮かび上がって“Gorilla”でフィナーレ。ちょっと意外な選曲でしたが、エレクトリック・レイディーで行われたリスニング・セッションのときから、“Gorilla”についてアツく語っていたので、思い入れのある曲みたいです。もう、大熱唱。

唯一の不満は、“Somewhere in Brooklyn”を歌ってくれなかったこと!ファーストのボートラで、好きな曲。この曲をブルックリンで歌わずしてどこで歌う!!
このセットで日本に行ってほしいなぁー。

“ブルーノ・マーズ The Moonshine Jungle Tour” への2件の返信

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    わ~…♪ ブルーノ様のステージを見たなんて羨ましい限りですぅ。
    彼のライブはCDの100倍盛り上がると聞いています。
    仕方がないので、YouTubeで皆様がアップして下さっている『The Moonshine Jungle World Tour』を興奮ぎみで見ながら、自分を慰めている毎日です。
    ずーっと待っていますが、もう待ちきれないです(;_:)
    本当に本当に日本に来てほしいです。

  2. SECRET: 0
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    >デイジーさん
    ホントですねー。アメリカでもスタジアム・クラスになってしまったので、日本だとフェスになるかもしれないですねー。

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