エリカ・バドゥ「Mama’s Gun」ライナーノーツ抜粋

明日からエリカ・バドゥが来日するタイミングで、これをアップします。

2000年のアルバム『Mama’s Gun』のライナーの一部です。ライナーノーツは買い取りで(=あちらの商品)なので、レコード会社さんに許可をいただきました。

内容は、17年前に、私がライナーを書くために、エリカのストーカー(?)をした話。音が聞けないまま締め切りが迫っている中、ネリーの取材で訪れたエレクトリック・レディーのスタジオで、よりによって、彼女が(まだ!)レコーディングしているところに出くわしたという。そして、それを階段に座って一瞬だけ、歌声を聴いたという。必死でした。

もう日本に着いたのかな。楽しみだー。

「エリカ・バドゥは相当の完ぺき主義者である。発売日が迫った状況の中、スタジオに籠っているのもそれ故、ファースト・アルバム『Baduizm』から4年も経っているのもそれ故、だ。昨年末にジャマイカで行われたボブ・マーリーのトリビュート・コンサートでのリハーサルで誰よりも熱心だったのも彼女だ。だが、彼女は完ぺきを目指すばかりに周りを鑑みないような唯我独尊タイプではないと思う。その証拠に、スタジオの廊下ですれ違った際、レコーディング風景を収めるためか、カメラが回っていたのにも拘らず、こちらを見て小さく「ハーイ」とほほ笑みながら声をかけてくれたのだ。水色のニットのロング・コートに、オレンジ色がかったドレッドをゆるく三つ編みしたエリカはとても華奢、とても可憐、そして、何だかノンキだったのである。誤解しないで欲しい。発売日云々の時間的な要因だけでなく、文字通り「世界中」がどんな新譜になるか固唾を飲んでいる渦中で、並々ならぬプレッシャーがかかっているのは間違いない。だが、スタジオの中のエリカはスターである前にいちシンガーであり、洩れ聞こえた歌入れの印象では(私はこっそりと近くの階段に座っていた。修学旅行以来だ)、実に伸び伸びと声を張り上げ、純粋に音楽を楽しんでいるように思えた」

ユニバーサル・ミュージックのエリカ・バドゥのページです。

来日情報もバッチリ載っているので、参考にしてください。

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