予告をしたので頑張ります。
これが、US版です。日本版は公式サイトでチェックして下さい。暴力的な面を押し出している発売元よりも、肌の黒い子供達が銃を振り回している姿に反応するオーディエンスに問題があるのかも知れない。
「ゲットーの人間だって恋するし、人生を楽しむ機会だってあるんだ」
と、私に言ったのは、“Ghetto Story”をあてたベイビー・シャムですが、その発言を裏付けるような青春譚で溢れています。あどけない二人があっという間にティーンネージャーになり、それ以上に精神的に強くなる様が見物。悪事以外で何とかお金を稼ごうとしながら、失敗し続けて二人で肩を落とす姿は笑いと涙の両方を誘います。日本人だったら、父の世代くらいが肌身で分かる体験かも知れません。日本だって、学歴と収入が約束されるようになったのはそれほど昔ではないのですから。