モーガン家の秘密

って、イミシンなタイトルをつけつつ、モーガン・ヘリテッジ&ラザ・モーガンの新作紹介、行ってみましょう!

はい、まずは弟から。2011年の“One By One”のヒットで、アトランティック・レコーズと契約ししたモーガン・ファミリーのラザ・モーガンのアルバムが今月にやっと出ます!

タイトルは……『One By One』! そのまんま!!!

この作品のライナーと対訳を担当いたしました。ラザは アメリカ育ちらしく、兄弟トリオ、LMSのときからほかの音楽の要素を取り入れるのが得意。で、このアルバムのためにリサーチしてびっくり、彼はR&Bやヒップホップではなく、どちらかと言うとポップ、それもアイドル系と縁があるんですね 。本人のアルバムもポップです。レゲエ初心者もすんなり入れるタイプ。
ということで…

モーガン家の秘密1:ラザ・モーガンはアイドル系レゲエ・アーティストを目指してる!?

イギリスやカナダのアイドルとコラボっただけで決めつけては性急ですが、ヴィデオを見るとカワイコぶっている時もあるので、その気が全然ないワケではなさそうです。ただ、“One By One”でモヴァードのヴァースがいきなりエッチになって以来(?)、本人も相当キワドいことをダンスホール・マナーの曲で歌っていたりします。
さらに、リサーチしてびっくりしたのがお父さん、デンロイ・モーガンの一番のヒット曲。81年“I’ll Do Anything for You”。

説明不要、最初のラップでのヒット曲と言われるシュガー・ヒル・ギャングの“Rapper’s Delight”によく似ている。というか、そのディスコ版+レゲエ風味。
Twitterでも指摘した通り、“One By One”はそれこそ77年のディスコ・ヒット、ビージーズの“Stayn’ Alive”にメロディーラインがよく似ています。とーちゃんの仕業だったんですね。アルバムにはほかにも「え? エイス・オブ・ベイス?」(覚えてるかなー?)なテクノ・レゲエ調な曲があって、これも80年代後半から90年代頭のサウンド。

モーガン家の秘密2:お父さんはディスコ系に強かった。

つぎは、モーガン・ヘリテッジの新作、『Here Comes the Kings』。
って、いまオフィシャル・サイトをチェックしたら発売が6/11、来週でしたー(ハイ、日本でいただいたサンプル盤を聞いてます)。
モーガンの面々は1991年結成で、コンサートの数は1276回(!)、訪れたのが38カ国、シングルが600で、リリースが38……っ最後はアルバムの数にしては多いですね。結局、通算何枚目かわかりませんでした(VPからは12作目です)。
とにかく、グランプスやミスター・モジョのソロ活動を経て昨年『The Return』で復活、コンサートでも5人が揃っている姿がまた「当たり前」になったタイミングでの新作。

先行シングル“Perfect Love Song”もヒットして、順調満帆。
この“Perfect Love Song”、「コーラス部分が完全にR&Bじゃん?」って思っているのは私だけでないはず。それが、いいのです。コンシャスだけど、どこか取っ付きやすいのがモーガン・ヘリテッジの魅力。このコーラス、絶対に元ネタ(?)になったメロディーラインのR&Bの曲があるハズなのですが、それが特定できていなくて、喉に魚の小骨が刺さったような気分に聴く度になっています。(R&Bに強い読者の皆様、一緒に悩んでくださいませー)
ビハインド・シーンならぬ、ビヨンド・シーンはこちら。

ラスタの人は’「アンダー(下)スタン(understand/了解)」が嫌いで、「オーヴァー(上)スタン」って言うのは知ってましたが(私も、相手によってはそう言います)、「ビハインド(後ろ)」もダメなんですねー(笑)。
私はキーボードのユナさん(ウナ、ではなくユナですよー)が好きなんですが、ここでの話し方も素敵です。ほかにも得意のコンシャス系あり、ラヴ・ソングありで、曲の流れもとってもいいですし、来週出たら、ぜひチェックして下さい。
さて。モーガン・ヘリテッジは05年にピーターとミスター・モジョをインタヴューしたきりなのですが(ケイプルトンの取材にグランプスとピーターが付いてきたことはあります)、そのときに、「30人兄弟」という驚きの事実が発覚しました。もう8年経っているので、ひょっとするとあと1、2人増えているかもしれません(当時の最年少が2才でした)。

モーガン家の謎3:30人+兄弟である。

取材をして、突き止めたいところであります。
で、ラザ・モーガンは何番目なんでしょうか? 十九男、とか、迫力すらありますよね。

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